こんばんは。
それを見た父が言いました、
岡田知子です。
昨日、京都へ行って来ました。
父と2人で。
「仲良いね〜」と良く言われます。
私はそんなに仲が良いとは思ってないんだけど(笑)
子供の頃、父がまだサラリーマンだった頃、
毎日接待で帰りが遅くて、
母も父の転勤で名古屋に来たから、
知り合いもおらず、ずっと私と2人きり。
それを申し訳ないと思った父は、
日曜日になると(あの頃休みは日曜日だけだったよね)、私を連れて出かけてくれました。
「休みの日は僕が知子を面倒見るから、君は自分のために時間を使いなさい」
そう母に言っていたそうです。
なので休みになると、
父と2人で森林公園やアスレチックや、子供が喜ぶあちこちへ出かけていました。
たまには母も一緒に3人で、ピクニック。
そんな風だったから、父と2人で出かけるのが割と当たり前のまま大きくなりました。
もちろん反抗期もあったし、
父のお陰で我が家は本当に大変な思いをしたので、憎んだ時もありました。
でもまあ、時が解決って言うかなんていうか。
今も腹立つ事はあるけども。
そして今回は、父の体調が万全ではないので、
母にお目付役を頼まれたというのもあって、
2人旅となりました。
それはさておき、本題。
(前置き長くてごめんなさいです)
伏見稲荷の後に、下鴨神社というところに行ったんですよ。
調べてみたら「縁結び」って書いてあるから、なんだか嫌な予感はしていたんです。
神社に着いてお参りしていると、
白無垢姿の花嫁さんが視野に入りました。
隣には袴姿の男性。しかも外国の方。
どうやら写真撮影をしているようでした。
「ああ、こういうの気まずいわ〜」
と思いつつ、スルーを決め込んでいると、
今度は建物から、結婚式を終えたっぽい新郎新婦と参列者がゾロゾロと出て来ました。
それを見た父が言いました、
「いいなあ、ワシもあんな風に歩きたいなあ…」
が、
が、
ガーーーーーーーン( ̄Д ̄)
心に縫い針100本ぐらい刺さりましたよね。
ガラスのハート木っ端微塵ですよね。
平静を装いつつ、
「ごめん、無理だわ」
と言い、そそくさとその場を立ち去ろうとしたら、
違う建物からまたもや出て来た花嫁行列。
なんなの?!
お日柄良いの?!
その後立ち寄った、縁結びの神様に
「お願いだから、老い先短いであろう父の願いを叶えてやってください。私も頑張るけど、人柄の良い方を私の元へ派遣してください。どうかお願いします」
と心で叫んでおきました。
いやもう、自分は良いけどさ。
あんな風に言われたらさ…。
最後に。
そんな父と、伏見稲荷で引いたおみくじ。
ちがう筒(みたいなやつ)で出したのに。
こんなことってあるんだろうか(笑)
後吉だって。
初めて聞いたよ。
以上、岡田の休日でした。
次は登山に行くらしいです。
やれやれ…。
岡田知子