こんばんは。
秘書アシスタント 岡田知子です。

まだ起きていないことについて、あれこれ考えを巡らせては不安になる。

人間誰しもそういうところがあると思うのだけど、
それってすごくエネルギーと時間の無駄。

だって起きてないんだもん。


例えば、

我が家のお猫さまのひとり「くーこ」は、2年前の7月に「慢性腎不全」という診断を下されました。

それから、毎週点滴のために病院へ連れて行き、
ご飯も病院食のに変え、飲み薬も与えました。

腎不全の猫がどういう終わりを迎えるのか、ネットで検索して、
「いつかこの子も…」と暗い気持ちになりました。

多分、最悪の事態を知ることで、心の準備をしておくという行動だったのだけど、
私はそのままそこにフォーカスしてしまうから良くない。

少しでも具合が悪そうだと
「ああもうダメかもしれない」
「このまま動けなくなったらどうしよう」
そういう不安ばかり。

背中を撫でながら涙した日は数えきれず。


で、2年が経ち。

もちろん今も腎不全だし、数値は少しずつ悪くなっているし、
週一だった点滴が、いまは自宅で毎日になりました。

がしかし、

見た目はものすごーく元気です。
全然病気を患ってるように見えません。

食欲旺盛、
虫を見つけたらダッシュ、
夜になると「背中を撫でて♡」と寄ってきます。

↑背中撫でたあとのご満悦な顔。
ゴロゴロ言ってます(笑)


この2年間、私は、
目の前の元気なくーこではなく、先にいる終わりを迎えるくーこを見ていた気がします。

勿体ない。

ちなみにいま「お腹すいた」と鳴いてうろうろしています(笑)

いまのくーこは元気。

もし具合が悪くなったら、その時それに対処すればいい。
いまはいまを見て、楽しめばいい。



先日、
「私は老後が不安だから、お金を稼がなきゃと思うんです」
とクライアントさんに話したら、

「基本的に、行動の原動力が「不安」だよね」

と言われ、「はっ!!!!」となりました。



・老後にお金がないのは不安だから、お金を稼ぎたい。
・将来一人なのは不安だから、結婚しなきゃ。

などなど。

私の原動力は「不安」で出来ていた。

キャッチコピーみたいなの出来たけど(笑)
マイナスすぎるやん(笑)


いつも心のどこかに「不安」「心配」があって、それを払拭するために行動をしている。
しかもその「不安」はまだ起きていないことばかり。

これ、無駄。
エネルギーの無駄。
時間の無駄。

危機予測が過ぎる!!

もっと前向きな理由で行動しましょうよ。わたし。


そして先日「肺炎」と診断を下された父。
入院の必要もなく、通院で(自分で運転して病院行ってます)済んでいるのだけど、

「このまま弱ってしまったらどうしよう」
「治らない肺炎もあるらしい。どうしよう」

とまた不安の虫がむくむくしていますが、

なるようになるし、
なるようにしかならないし。

とりあえずは、まあまあ元気だからええじゃないか。

そう思って過ごしたいと思います。



でもひとつだけ。

ご両親が65歳以上の皆さまにお伝えしたい。

肺炎の予防接種は打ってもらいましょう。

結構厄介な病気です。
○0歳、○5歳の5年ごとに無料で打つことも出来ます。

是非、予防接種を。
ほんとに。


秘書アシスタント 岡田知子