こんにちはハピ丸です。三連休の真ん中、いかかお過ごしですか。休みはあっという間に過ぎてしまいますよね。

 

さて、本日は日本の株式相場が現在、どのあたりにあるのかを考えていきたいと思います。結論としては自分はまだバブルでは無いと考えています。


著名投資家であるジョン・テンプルトンは強気相場の発生から終わりまでを4つの段階に分けて考えていました。それは次の通りです。

 

強気相場は ①悲観の中に生まれ ②懐疑の中で育ち ③楽観の中で成熟し ④幸福感の中で消えていく。有名な格言ですね。

 

日本市場は日経平均を中心に年初来高を更新し続けている状況ですが、自分は日本市場が、まだ②の途中であると考えています。なぜなら、昨年から続くこの日本市場の買いの主体が外国人投資家であり、日本人自身がまだ本格的に買っていないからです。

 

現在、外国人が日本市場を買い越している理由は複数あると思いますが、割安で株式還元に意欲的になっている優良企業を素直に買っていると考えられます。しかし、日本人自身は日本の企業に対してまだ懐疑的ではないでしょうか?


加えて、日本市場は一旦上昇してもどうせ下落するという意識があり、日本人は素直に買いに回ることが出来ていません。この状況が続く限りは②の段階ですね。

 

この状況が一転するキッカケになるのが日経平均が4万円に到達したときでしょう。バブル後の最高値38,915円を打ち破り、みんなが投資して儲かっている状況、進行するインフレに対抗する手段として株式投資に集中したとき、NISAの受け皿としての買いが重なる時に、③のフェーズに突入し楽観が広がりながら、日本市場はバブルに突入するでしょう。

 

今はその波にどうしたらうまく乗れるか?と、そんなシナリオを考えながら投資しております…。