さて、無事にお腹の皮が内すねに張り付いたはずのわたしですが、当時の患部の写真を見ると、けっこうエグい。
自分の傷でも、あまり見たいものじゃないですね・・・
この入院は、とにかくベッド上安静との指示でした。皮膚が定着するまえに動くと、うまくくっつかないのだそうです。
くっつかないのは大変なので、時間つぶしの本もたくさん持ち込みました。(ただ、退院して復職してしまえば、そんな安静指示なぞふっとんでしまったのですが)
入院中に読んだ本の1冊です。
高倉健さんの映画「あなたへ」のノベライズ本。最初に映画を見たときは猛烈に感動して、「こんなかわいい奥さんにわたしもなりたい!けど無理!」と一瞬で決心をひるがえしたことがあります。
小説も、おもしろかった。先に映画を見ているので、小説を読んでも当然高倉健と田中裕子で脳内再生されます。こんなふうに愛されたいと思い、若い人の恋を応援し、人生の複雑さに涙しながら読みました。しみじみと大人の心の機微に触れる名作です。
余談ですが、高倉健さんは高校の大先輩。地元の大スターです。
そしてもうひとつ、おすすめ。
寝たきりなので、体中がカチコチに凝ります。なにしろトイレ以外は全くベッドから降りられないので。
そこで、このハンディマッサージャーを持参しました。手の届く限りのところをコロコロコロコロ、少しでも体がほぐれるようにマッサージしました。暇だけはあるのでね。
画像が横転していますね、修正のしかたがわかりません、すみません(;^_^A
そんなふうにのんびりと入院生活をおくっていますが、やはり正月までには家に帰りたい。
主治医に聞いてみたところ、12月28日に退院してよろしいと許可がでました、よかった!
クリスマスを病院で過ごすのは覚悟していましたので、大丈夫。もう少しおとなしくしていましょう