空ねがう想い事ごとく
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思い出すのは忘れ去ったはずの方。

あなたは覚えているでしょうか。

冷たい風が吹き抜けるあの公園で
つなぎあった手の感覚を。
 
ほかの誰かに指を指されながらも
走り急いだあのアスファルトの道を。

暗がりの中で触れ合った頬の温度を。

 
あなたは忘れているでしょうか。

私を呼ぶ声のトーンを。
 
見上げるほど大きかった旅先でのモニュメントを。
 
笑いあったことを。

一緒に食べたあたたかい地の食べ物を。
 
私を責めるメールの暴力を。

あなたは今もそのままでしょうか。

弱者をさげすむ心の槍。

柔らかな唇。

しゃんとのびたスーツの着こなし。



一緒に見たニュースの残酷さが
今も流れるたび、

待ち合わせまで凍えるようにたたずんでた
なんでもない路地の角、

会話の端々で思い浮かぶショッピングモール、

車の音、

よく似てる服の姿、

よく似てる地域の名前、

住んでいた場所名、

よく流れていたミスチルの曲、

過ぎ去ってく夜の街の景色、

聞いてもらった悩みと同じ悩みが思い浮かぶとき、


どこかで触れるたびごとに

鮮明にあなたを思い起こす
 
 
あなたがくれたものは
きちんと
私の好きなブランドの物だって
今さらながら気づいた

どうしていつも私を心から揺さぶるんだろう

あんな別れ方をして
遠く離れたあなたなのに

今も消えることなんてない

たくさんの思い出

もう2度と会いたくないって思ってる

でも
消えない

あなたと一緒にいた
あのころの私さえ
今の私の血肉となって
一緒に生きてる

一生このまま
あなたとともに生きていく
しかない
私。


あなたは今も覚えているのでしょうか。


私が隣にいたあのころの日々を。


言葉をつぐんでしまった最後の私の姿を。




おさなことばを。

うまくいかないひなんてごまんとある
きえてしまいそうになるひなんてごまんとある
きずつきすぎたこころをこれからもかかえて
いきなければならないなんて
じごくのように
おもいませんか
どうでしょうか

なかないでいいから

ただそこにいてほしい

2009/06/12

さみしくてなきたくて
消えてしまいたいよな日もある

さみしさをこらえきれなくてはしゃぎすぎて
でも大人なフリして
小さなことに傷ついて。

ショックだなんていえなくて。
いいおとなはどう返すか考えなくちゃなんて

そんなことばっかり。

いつも自分に打ちのめされる
苦しくて泣いてばかりいるのに
隠すことは悪いこと

わかってもらえない
そっぽをむいて、
そんなことばかり。

傷ついたことを認めて
また前に進む
ゆるして
ゆるして
ゆるして
ゆるして
ゆるしたら
またきっとはじめて抱きしめることができるから。

抱きしめることができるから。
自分自身も。きっと。

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