Un viaggio alla scoperta del piacere

Un viaggio alla scoperta del piacere

喜びを見つける旅
私が、私を知るための記録。

思いつくまま気の向くまま。
素直な気持ちを書き留めることから始めてみる。

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アドラー心理学に関する本を読んでいて
ふと思い出した。
数年前のあるやりとりのこと。
その時の自分の気持ちのこと。



パートナーが言った、

「あなたは俺といた方が幸せだよ。」

私は、

「どうしてそんなこと言えるの?
今まさに私は幸せだと感じないのに。」

と返事をした。



そして私は、その時気づいたんだった。


自分の中に、ずーっと、自分の人生を、誰か頼みにする気持ちがあったこと。
そうやって、自分の価値を「誰かに承認されること」で感じようとしてきたこと。
でも、それでは自分の人生を生きていないと薄々気づき、そんな生き方が限界だと感じ始めていたことに。


そして、それに気づいてもなお、すぐに全てをゼロにできず、これまで積み上げてきた自分の過去を肯定したくて、でもできなくて苦しくて、もがいた。


半年悩んで。
そうして、「今、ここから、自分の人生の責任っをとろう」と決めた。
気づかせてくれたパートナーにはとても感謝している。

あの時が、わたし元年、だ。




当時、アドラー心理学のことは知らなかったけど、
あの時私は、「かわいそうなわたし」や「悪いあの人」についてあれこれ考えた後に、ようやく「じゃあ、これからどうしたいの?」に目をむけ、一歩踏み出すことを選んだのだと思う。



アドラー曰く、過去とは、今にいる自分が、自身の物語に欲しい情報を拾い上げて語る世界、なんだそうだ。
だから、過去の出来事それ自体に決まった色は存在しないと。
だったら、過去よりも今を見たほうがいいよね、と。



あれから数年がたち、新たな壁の前に立っていると感じている今。
過去がどうだったから、よりも、「今、ここからどうしたいか」について気持ちを向けたいと改めて思った。



そして、もう一つ、大事にしたいことがある。

心からの欲求を選択することだ。


自分という中には、心さんと頭さんの両方がいる。

そして、向かう方向、
コンパスを担当しているのは
心さんだ。

心さんが無邪気な夢を語ると、
頭さんが、いやいや、と現実的で有用なことを提案してくれる。
それはきっと、大変なことや、失敗して傷つくことからわたし自身を守ろうとしてくれる力でもある。


だけど。
自分の人生の幸せは、
心さんの夢を叶えるために、頭さんに協力してもらえて初めて、感じられるのだそうだ。
わたしもそうだと信じている。


新しい道を選ぶことは、心の希望に従い、それまでの自分がいた安定と安全を飛び出していくことだら、不安が立ち上がるのは当然だと思う。


わたしは、頭さんの気遣いに感謝しながら、
「ありがとう。でも、心さんの思いを一緒に叶えて欲しいんだ。一緒に走って欲しいんだ。」
と話をしようと思う。


一歩一歩、少しずつ。



緑の中で深呼吸すると
騒いでいる頭さんがすっと落ち着きます

いつも忙しく考えてくれてありがとう
これからもよろしくお願いします