過干渉の親を持つ30歳女性のお話。。

 

いつも恋愛相談でいらしてくださるお客様。

最初にいらしてくださった時は、今お付き合いしている不倫の彼と幸せになりたい!とのご相談でした。

 

 

セッションを続けていくうちに、不倫の彼との仲はどんどん良くなり、

会えない時間も辛い時間ではなく、自分の時間を楽しめるようになっていきましたが。。

 

セッションで自分を大切にできるようになってきたので、奥さんがいる人との恋愛に疑問を持つようになってきたお客様でした。

 

不倫ではなく、きちんと自分だけを見てくれる人がいい。

一方通行の恋ではなくで、お互い愛し合って向き合いたいと思うようになりましたキラキラキラキラ

 

本当に嬉しい変化でした。

 

 

 

向き合える恋愛をする!と自分で決めたので、独身の男性との出会いが増えたりと現実はどんどん変わりました。

 

素敵だなと思える男性にも出会えて、その男性と会う機会が多くなり、毎回嬉しそうにお話ししてくれるので、良かったなと思っていたのですが。

 

気になっていたのは、不倫の彼との関係は終わっていないこと。。

そしてお客様の口から出てくる言葉は、「彼が離れないから。。」

主語は彼。

自分軸ではなくて、彼軸なんです。

 

素敵な独身の男性とのことを話してくれる時も、

「恋愛に発展しないのは、彼がこういう人だから。。」

「彼がこう思っていると思うから、私も好きと言えない。」

 

 

自分の行動を決めているのは自分なのに、全部理由付けが彼がなんです。

 

 

それはなぜかって、

過干渉のお母さんが、子供の頃から何でも口を出してきて、お母さんが何でも決めて、自分で決めることを知らずに大人になっていったからです。

お客様がどんなに変わりたいと思っていても、無意識のうちに脳の中では、誰かに決めてもらう。。が定着されていて。

そして、プラスで怒られないようにご機嫌を取りながら、、になるんです。

 

 

小さいころからお母さんのご機嫌を取らなくてはいけなかったから、大人になっても大切な人のご機嫌を取ることはうまくなって、自分のご機嫌はそっちのけ。

そして知らず知らずに疲れてしまうんです。

 

 

お客様は30歳。

先日のセッション中にお母さんから電話が鳴りました。

お客様は慌ててカバンの中から携帯を見つけて、慌てて電話に出ます。

「お母さん心配しないで。仕事の後に用事があったから帰るのが少し遅くなっているだけだよ。」

 

電話の向こうからお母さんの声が聞こえます。

「なんで電話してくれないの?」

 

 

もう30歳の立派な社会人。

今までたくさん自分の力で頑張って現実を変えてきました。

これからは少しお母さんとの距離を取るセッションがこれから始まります。

 

お母さんのご機嫌をうかがうのはもう終わりです。。

そして自然と、大好きな人のご機嫌を取るのではなくて、自分のご機嫌を大切にして、自分の気持ちを上手に伝えられるように練習していきましょうね。。