小桜姫が語る「無頼漢地獄」

【天国に還るために今からできること】

 

 

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人生の「疑問」「悩み」「苦しみ」「問題」が仏法真理を知ることで解決できれば幸いです

 

 

死後地獄に堕ちる人が後を絶たない。

なんと50%以上の人が地獄に。

死んでから後悔するか? 生きているうちに対処するか?

 


地獄に堕ちないためには、なぜ地獄に行くことになるのか。その原因を知ることが大事です。知ることで、天国に還ることも可能です!!

 

「あなたに天国に還るために今からできること」をご紹介します。

 

 

Happylife-Happyhealth

今日のブログは、Happy Science『あなたの知らない地獄の話』より “小桜姫が語る「無頼漢地獄」” をご紹介いたします。

 

霊界は、完全に、信仰の偏差値による輪切りの世界

 

 

【目次】

 

1.    小桜姫がいる霊界「六次元上段階」はどんな世界

2.    小桜姫が語る「無頼漢地獄の様子」

3.    無頼漢地獄は「まだ浅い地獄」

4.    死ねない世界で「殺される恐怖」を繰り返し味わう

5.    あの世では、自分が恐れるものを引き寄せる

6.    「死ねない」という苦しみが意味するもの

7.    そこは、愛の反対にある恐怖の世界

8.    二、三百年ぐらいで「次の世界」に移動する

 

 

 

■小桜姫がいる霊界「六次元上段階」はどんな世界

 

 

小桜姫は、霊界のどこにいるのでしょうか。私たちが説く次元構造で言うと、六次元世界の上段階、諸天善神といわれる人が多いところにいます。

 

六次元にいる霊人からの霊界通信は、見ていると、だいたい、具体性が非常に強いです。

 

まだ、人間的な姿を取った世界が、あの世でもこの世でもよく見えるようであり、非常に具体性があります。

 

幸福の科学の支援霊団の主力である菩薩や如来(七次元・八次元)になると、話す内容がやや思想的・抽象的になってくる傾向があります。

 

彼らには、もう、具体的な生活はないのでしょう、そのあたりの霊界では、地上の人間のような具体的な生活はしていないのだと思います。

 

それに対し、まだ六次元あたりでは、具体的な生活が残っていて、やや人間的な色彩を取った霊界観を持っています。

 

その意味で、彼らの語る内容は、私たちによく分かるのです。

 

「小桜姫の霊言」や「紫式部の霊言」など、六次元の霊人の霊言を読むと、非常に具体的でリアルな霊界観が伝わってきます。

 

 

そういうわけで、六次元から下の次元にいる霊人の場合は、その世活がよく分かるのですが、七次元菩薩界から上の次元の霊人になると、よく分からないのです。

 

おそらく、生活そのものがないのでしょう。生活的なものではなく、思想的なエネルギーとして、活動しているのだろうと思います。

 

六次元から下あたりは、かなり生活感覚が出ています。その意味で、非常に分かりやすいです。

 

読む人の立場から見ると、偉い霊人の話ばかりではなく、やや人間的な姿が見える人の話も分かりやすいでしょう。

 

いちおう「小桜姫の霊言」というタイトルが付いていますが、これは自動書記で書いたものが中心になっています。『大川隆法霊言全集』(宗教法人幸福の科学刊)のシリーズとしては、やや異色のものです。

 

なお、内容を見るかぎり、小桜姫に “家庭教師” がついていると推定されます。最初は、彼女自身のレベルで書いていたものの、

 

「幸福の科学の教えのレベルから見ると少し低い」と見られたので、途中から “家庭教師” がついて、いろいろとアドバイスを受けながら書いているように感じられます。

 

背後に菩薩たちがついて教えていて、そして、教わったことを、女性の言葉として、考えとして、通訳として伝えているような感じがするのです。

 

背景としては、こうしたところです。

 

 

■小桜姫が語る「無頼漢地獄の様子」

 

 

小桜姫 : ここは、地獄でも、まだ浅い地獄です。空は薄墨色で、日没後か夜明け前のような感じです。周りの景色は、薄らぼんやりはしていますが、わりと、はっきりしています。

 

近くには川が流れています。ちょっと悪臭のある川で、あまりいい気持ちはしません。そ

 

れもそのはず、浅瀬には人間の死体が何体も沈んでおり、なかには片手だけ虚空に伸ばしている死体もあります。

 

しかし、近づいてみると、この「死体だ」と思っていたものが、実はまだ水のなかでうごめいていることがわかりました。彼らはまだ生きているのです。

 

こうしているうちに、川の上流のほうから、ワーッという声が上がりました。見ると、二十人ぐらいの人々が、二人の男女を追いかけて、こちらに来ます。

 

どうやら、橋のたもとの所で二人とも捕まり、荒縄で橋のたもとに縛りつけられてしまったようです。

 

男も女も二人とも、擦り切れて泥まみれになった着物を一枚着たきりです。男の額の傷からは血がしたたり落ちています。

 

と、その時、雷音のような声がとどろきました。追手のなかで、いちばん大きな男です。身長は、優に三メートルはあります。また、その腕の太いこと、小桜の太ももを二本合わせたぐらいはあります。

 

かがり火に照らし出された男のその顔は、話に聞く赤鬼そっくりです。ないのは角ぐらいで、口からは確かに牙とおぼしきものが生えております。

 

この大男の号令で、川岸の五人の男どもが刀を研ぎ始めました。大きな青龍刀のような刀です。

 

川でジャブジャブと刀を洗いながら、砥石で刀を研ぐのです。シャリン、シャリンという、とても嫌な金属音が、冷え冷えとした空気を通して伝わってきます。

 

そのかわいそうな男女は、赤鬼の奴隷のように、こき使われていたのですが、とうとう二人で逃げ出して、追いかけてきた彼らに捕まってしまったのです。

 

それから、二人が青龍刀で切り刻まれて、川のなかに、死体のごとく投げ込まれたシーンは、ご想像に任せるとしましょう。

 

どうやら、この世界は、肉体的なことに関する恐怖心の支配している「無頼漢地獄」のようです。

 

この地獄は、いつ自分の生命が奪われるか分からない、恐怖の世界なのです。今様に言うなら、サドとマゾの世界とでも言いましょうか。

 

 

ここで殺された若い男女は、「自分たちの生命は永遠に不滅だ」ということを悟るまで、何回でも鬼たちに殺されることになります。その意味で、鬼たちは彼らの家庭教師なのです。

 

 

また、一方、鬼たちは、怒りに燃えて人を殺すことの虚しさを気づくまで、何回でも同じ人を殺すことになります。この意味で、殺される男女の側も、鬼どもにとっては教師役であるわけです。

 

 

この無頼漢地獄で、小桜は、つくづく思いました。「人間は、恐怖心を取り除かないと、幸福にはなれないのではないか」ということを。

 

 

この地獄で、「人間は神の子で、生き通しの生命だ」と気づくまで、彼らは、二、三百年は殺し合いを続けます。

 

その後、殺し合いに飽きて、ある者は、悟って天上界に、ある者は、さらに残忍さを帯びて、一層深い地獄へと堕ちてゆきます。

 

 

この無頼漢地獄では、四百年も五百年も暮らす人はまれで、たいていは、そのように、二、三百年で他の境涯へ移ってゆくのです。

 

ですから、この世界にいる地獄霊を救うには、この二、三百年目ぐらいに来る節目を逃さないようにしなければなりません。

 

彼らが殺りくに飽き飽きし、疑問を感じはじめたときに、光の天使たちが彼らを説得しに駆けつけるのです。

 

この世界でも、神様は、自力救済というものを、ある程度、重視しておられるようで、「本人の心が神に向き始めたときに、初めて、天使たちが彼らを救う」というような仕組みにしているようです。

 

 

「大川隆法霊言全集 第26巻」より一部抜粋

 

 

■無頼漢地獄は「まだ浅い地獄」

 

 

小桜姫は、無頼漢地獄について、「地獄でも、まだ浅い地獄です」と言っています。空は薄墨色で、日没後か夜明け前の様な感じで、周りの景色が薄らぼんやりとは見えるようです。

 

「夕焼けから日没に近い様子、あるいは、夜明け前ぐらいの感じ」「少しうっすらと陽が見える」ということなので、これは、「天上界がわりと近いところにある」ということを意味しています。

 

「霊界の太陽の光が、直接ではないけれども、薄い雲を通してまだ入ってくる」というレベルのところであるわけです。

 

四次元世界は、大きく分けると、幾つかの段階に分かれています。

 

まず、「幽界」という所があります。死後、あの世に還ったばかりで、まだ行き先が定まっていない人たちがいる世界です。

 

 

ここは、四次元の普通というか、中くらいであり、ここから少し上のほうに行くと、四次元のなかでも少し澄んできて、「精霊界」という世界があります。

 

 

反対に、幽界を経由して下のほうに堕ちていくと、「地獄界」という世界があります。

 

四次元という世界は、霊界の始まり・入り口ですが、このように大きく三段階に分かれているのです。

 

そして、無頼漢地獄は、その地獄のなかでも、比較的浅い地獄であるということです。陽が射さなくなってくる世界です。

 

 

■死ねない世界で「殺される恐怖」を繰り返し味わう

 

 

「無頼漢」というのは、少し古い言葉です。今で言うと、ヤクザ者など、暴力を振るったりするような人にあたるでしょう。

 

大人であれば、ヤクザや暴力団かもしれないし、未成年であれば、殴ったり、蹴ったり、悪いことをしたりする不良グループかもしれません。そういう人のことを、古い言葉で「無頼漢」といいます。

 

小桜姫が見た無頼漢地獄は、どういう世界でしょうか。

 

霊言集には、「近くには川が流れています。ちょっと悪臭のある川で、あまりいい気持ちはしません」とあります。どぶ川のようなものでしょうか。

 

そして、「浅瀬には人間の死体が何体も沈んでおり、なかには片手だけ虚空に伸ばしている死体もあります。

 

しかし、近づいてみると、この「死体だ」と思っていたものが、実はまだ水のなかでうごめいていることが分かりました」「そうこうしているうちに、川の上流のほうから、ワーッという声が上がりました。

 

見ると、二十人ぐらいの人々が、二人の男女を追いかけて、こちらに来ます。

 

どうやら、橋のたもとの所で二人とも捕まり、荒縄で橋のたもとに縛りつけられてしまったようです」とあり、

 

その後、みなで刀を研ぎ始め、二人の男女を斬り殺したそうです。そういう恐怖が描かれています。

 

この二人の男女の正体は、昔、結婚に反対されて駆け落ちし、その後、心中した人たちだそうです。ですから、逃げる時の恐怖心が非常に強かったのでしょう。

 

その恐怖心ゆえに、二人には、追いかけてくる人たちが、現実には赤鬼のように見えるのです。そういう者たちに追いかけられて、殴られたり、蹴られたりして、最後は切り刻まれるのです。

 

無頼漢地獄の特徴は、「殺されても、死ねない」ということです。ほかの地獄もそうですが、実際に肉体があるわけではないからです。

 

ところが、本人たちは、まだ肉体があるように思っています。

 

 

人間の魂の外側の部分を「幽体」といいますが、この部分は人体とそっくりの形をしていて、肉体と似たような感覚を持っているため、切り刻まれると、いちおう痛みがあったり殺される感じがあったりします。

 

それで、「死んだかな」と思うのですが、しばらくすると、また元に戻ってくるのです。

 

このように、無頼漢地獄は、死ぬ前から死ぬときまでの恐怖心が繰り返し繰り返し出てくる地獄です。この「恐怖心」は、地獄の一つの要素です。

 

 

 

■あの世では、自分が恐れるものを引き寄せる

 

 

今では、情死(カップルの心中)、というのはあまりないかもしれませんが、「借金取りに追われて夜逃げする」ということはあるでしょう。

 

「夜逃げをして転々とするうちに、追い詰められて死ぬ」ということはあるかもしれません。

 

そういう逃げ方をして死んだような人だと、周りの人はみな鬼に見えるでしょう。

 

地獄界では、まさしく、自分が恐れるものがやって来ます。自分が恐れるものを引き寄せてくるのです。

 

 

鬼そのものが、ずばり、いるわけではありません。

 

地獄界には、人を責めさいなんだり、人に暴力を振るったりするのが好きな人も堕ちていて、そういう人たちが、いわゆるサド役、攻撃役になっているのです。

 

つまり、「サド役・攻撃役」と「マゾ役・やられる役」とに分かれて、世界を展開しているわけです。「逃げ回るタイプ」と「追いかけて、やっつけるのが好きなタイプ」の両方がいます。

 

この世では、借金で夜逃げする人もいれば、その人を追いかける借金取りもいます。

 

ヤクザもいれば、高利貸しや消費者ローンですごい金利でお金を貸し、返せなくなって逃げる人を追いかけている人もいます。こういう人は、死ぬと今度は、あの世で「鬼役」になるのでしょう。

 

また、犯罪人になって逃げ回っていたような人は、もちろん死後も逃げ回っています。

 

一方、警察官の側で追いかけている人も、全員が全員、天国に行くわけではありません。警察官でも、地獄に堕ちる人がいます。

 

そういう人も、地獄では鬼代わりになって、相変わらず追いかけているはずです。

 

このように、「恐怖心を基にした役割分担」があるのです。

 

 

 

■「死ねない」という苦しみが意味するもの

 

 

無頼漢地獄では、「死ねない」ということの苦しみを味わいます。

 

彼らは、たいていの場合、地上で生きていたときに、「永遠の生命」を信じていなかったのです。

 

そのため、「殺しても死なない」「殺されても死なない」ということを繰り返し繰り返し経験します。

 

 

ビルから飛び降り自殺をしたような人も、似たような経験をします。

 

「借金がある」「事業に失敗した」「人間関係の悩みがある」「肉体や病気の悩みがある」など、いろいろなことから、

 

この世の自分の生を呪い、「もう死にたい。きれいさっぱり消えたい」と思って、自殺をする人がいます。

 

こういう人は、「本当は死んでいるはずなのに、自分の姿があり、生きている。ということは、自殺に失敗したのだ」と思って、あの世に行っても、また自殺を試みます。

 

そして、しばらくすると生き返ります。死んでも、死んでも、また生き返るのです。こういうことを繰り返しています。

 

無頼漢地獄の近くには、こういう地獄もあります。死ねないのです。

 

この世においては、「あの世はない」「霊はない」と言っている唯物論の人は、インテリに見えたり、普通に見えたりするでしょう。

 

学校教育を受けて社会人になった人にとっては、それが普通に見えるわけです。

 

社会生活を送りながら、「あの世はあります。霊はあります」と言ったら、「君、ちょっとおかしいよ」という感じになり、「昔の人みたいだ」「迷信を信じているみたいだ」と言われます。

 

しかし、死後、「価値観の逆転」が起きるのです。

 

あの世を信じず、自分の永遠の生命を信じなかった人は、「生命は永遠である」というこを理解するまで、繰り返し繰り返しそれを知らされる経験をします。これは、それほど大事な学びなのです。

 

 

それはそうでしょう。毎日、何回も何回も、何十回も何百回も自殺をしていたら、だんだん、「死ねないのは、どうもおかしい」ということが分かってきます。

 

飛び降りて落ちたときには、頭が粉々になって血だらけになり、死んだように見えるのですが、しばらくすると復元してきます。

 

あるいは、刀で人を斬って殺しても、相手はまた生き返ってきます。こういう世界なのです。

 

このようなことを何回もやっているうちに、殺す側も、殺される側も、あるいは自殺したような人も、だんだん、「死ねない」という現象、つまり、「生命は永遠である」ということが分かってくるのです。

 

 

 

■現実に気づいた瞬間に、導きの天使が現れる

 

 

最初は、「自分は精神異常になったのか。あるいは、幻の世界に来ているのか。妄想しているのか。夢を見ているのか」と思います。まさしく「悪夢の世界」です。

 

夢のなかの悪夢の世界によく似ていますが、ここでは、悪夢から醒めることがありません。「醒めない悪夢が永遠に現実化してくる」という恐怖を味わうのです。

 

 

生前、こういう知識を持っていなかった人には、理解不能でしょう。これは厳しいですが、自分自身で現実に気づくまで、やらされるのです。

 

そういう意味では、「悟り」とよく似ています。

 

自分自身で感じ取り、「ああ、人間には魂があるのだ。死ねないのだ、これがうわさ話で聞いた地獄なのか」というように悟る瞬間まで、こうしたことが続くのです。

 

 

そして、そういう瞬間がくると、ちょうどよい具合に、導きの天使や菩薩がやってきて、教えを諭します。老人なで、いろいろな姿形で現れて、説教をし、生前の反省をさせたりするのです。

 

幸福の科学で熱心に活動している人の多くは、おそらく死後、こういう仕事をすることになると思います。

 

この世で伝道して、駄目だったり、失敗したりすることもありますが、その場合、あの世に問題を持ち越していくことになります。

 

問題集は、あの世にも続くのであり、この世で駄目なら、あの世で学習しなければいけません。

 

この世で教えることに失敗した人は、あの世でも教えなければいけないのです。引き続き仕事が残っているわけです。

 

ですから、「この世で早めに伝道したほうがいいですよ」ということです。頑張らないと、あの世で、もう一回、仕事が続くことになります。

 

 

こういうことをまったく信じていなかったような人は、あの世に還っても、そんなに簡単には理解しません。この世の時間で言うと、けっこう百年や二百年はかかります。

 

 

その意味では、この世で生きていたときには、知能的に賢かった人も賢くなかった人も、良い学校を出た人も出てない人もいるでしょうが、

 

いずれにせよ、こういう真理が分からない人は、仏法真理の目から見たら、無明、無知、すなわち智慧がないように見えます。

 

根本的な真理をつかんでいない人たちは、本当に “バカ” に見えるのです。

 

したがって、真理を知ってもらうことは大事であり、そのために、いろいろな本を出したり、いろいろな説法をしたり、献本や伝道をしているわけです。

 

 

■そこは、愛の反対にある恐怖の世界

 

 

無頼漢地獄は、こういう世界です。

 

「小桜姫の霊言」の描写は、江戸時代ぐらいの風景であり、今は、もう少し現代的な風景になっていますが、それなりに似たバリエーションで起きています。

 

 

小桜姫が言うには、「この世界は、肉体的なことに関する恐怖心が支配している」「人間を不幸にする最大の敵は恐怖心だ」ということです。

 

確かに、そうかもしれません。

 

「愛の反対は嫉妬である」という考えもありますが、「ある意味で、恐怖心である」という説もあります。

 

お互いを愛するというのは、ある意味で、信頼感であり、安心感であるので、「愛の反対にあるものは恐怖である」という考えもあるのです。

 

 

要するに、恐怖というのは、誰も自分を救ってくれない世界なので、「愛の欠乏」であるのです。

 

そして、寄ってくる人はみな自分に害を与えるので、みなが自分を迫害してくるように見えるわけです。

 

 

ここで大事なポイントは、「人の命は生き通しである」ということ

 

 

そして、「害を与える世界ではなく、愛し合う世界、調和の世界が大事である」ということです。そのような「悟り」が必要であるということです。

 

 

幸福の科学の教えは、こういう地獄界の実相を見た上で成り立っています。地獄に堕ちないために必要な教えをあらかじめ説いて、提供しているわけです。

 

 

ですから、当会の本を読んでもらうことも大事ですし、説法を聴いてもらうことも大事です。さらに、献本などの活動に参加してもらうことも大事です。

 

「私たちの活動は、この世的な活動ではない」ということを知っていただきたいのです。

 

これは「魂の救済」です。「魂を救う」というのは大事なことなのです。

 

 

実際、あの世で、鬼に殺されているような人を見かけて救おうとしても、すぐには救えません。ある程度、自分で悟ってくれないと、救いようがないのです。

 

 

嫌気がさすというか、「おかしい」ということに気がつかないと、その人は聞く耳を持たないのです。

 

こういう人は、たとえ私が声をかけたとしても、聞く耳を持ちません。

 

「どうやらおかしい」ということに自分で気づかないと、聞いてくれないのです。そういう世界が展開しています。

 

小桜姫は霊言全集のなかで、「恐怖心というものは、ある意味では、『他人はみんな自分を害そうと思っている』とする心である。

 

だから、恐怖心が強い人は、利己主義者である」という意見を述べています。

 

さらに、「『他人から傷つけられる。害される』ということばかりをいつも考えているけれども、人間は神の子であり、生き通しの生命を持っているのだから、

 

互いに愛し合い、信じ合ってこそ、神の子である。こういう思想を持つことが大事なのだ」ということを述べています。

 

当会もそういうことを教えていますが、なかなか理解しない人が多いのです。

 

 

■二、三百年ぐらいで「次の世界」に移動する

 

 

無頼漢地獄は比較的浅い地獄なので、二、三百年ぐらいで、他の境涯に移っていく人が多いようです。

 

 

その世界で反省して、天上界と言っても四次元精霊界ぐらいですが、そのあたりに移動していく人もいれば、

 

ここで鬼のような所業を重ね、もう一段下のほうにストーンと堕ちていく人もいます。

 

悪質な殺し方をあまりにも延々とやっているうちに、もっと下のほうに堕ちていく人もいるのです。

 

また、逃げている人も、心境がもっと悪くなると、あるとき、もっと下に堕ちていきます。

 

エレベーターで降りるように、あるいは、地面が割れて吸い込まれるように、もう一つ別の世界に移動するのです。

 

その人にとって必要な「次の世界」に移動するのであり、上に行くこともあれば、下に行くこともあります。

 

やはり、まずは、そういう殺戮に飽き飽きすることが大事です。「自力救済を、ある程度重視している」ということが分かるでしょう。

 

 

Happy Science 『あなたの知らない地獄の話』 “「あなたも行くかも知れない現代の地獄」” より

 

 

 

仏法真理の基本的考え方

 

正しき心の探求としての「四正道」

幸福になるための四つの道

 

 

正しき心とは、身近な言葉で言えば良心のことです。

その究極が、仏の御心、創造主エル・カンターレの御心です。

正しき心の探求をしていくことが、本当の幸福への道なのです。

 

 

「四正道」の四つとは、「愛」「知」「反省」「発展」です。

 

① 「愛」とは、人から「もらう」ものではなく、相手の幸福を願って「与える」ものです。与えきりの気持ちで、相手を幸福にしていく行為です。これを「与える愛」と呼びます。

 

 

② 「知」とは、「知は力なり」—— 「仏法真理」を学ぶことで悩みを解決でき、「智慧」が得られます。仏法真理は、そのための最高の教科書であり、参考書でもあるのです。

 

 

③  「反省」とは、人間には自由意志があり、その分、幸福感も生まれますが、間違いを犯すこともあります。反省は、心の間違いを修正し、明るい未来を開く道具です。たとえて言えば、“消しゴム”のようなものです。

 

 

④ 「発展」とは、「利自即利他」—— 信仰を通して得られた、自らの幸福や成功を、周りの人へ広げていくことです。この地上においても、幸福な人で満ちた世界を創ることです。

 

 

霊界の基本構造観

霊界は悟り(心の境涯)に応じた、多次元の階層に分かれています

 

 

3次元:地上界

4次元:精霊界、地獄界

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5次元:善人界(ここからがいわゆる天国)

6次元:光明界(各界の専門家達の世界)

7次元:菩薩界(ここからが天使の世界)

8次元:如来界

9次元:宇宙界

 

・霊界は、天国が圧倒的に広く、地獄はごく一部です。

 

 

四次元幽界の一部に地獄があります。そこは、悪想念の曇りによって、仏の光が射さなくなった暗黒の世界です。

 

ただし、地獄は、天国に対抗できるような大きな勢力ではありません。また、人間は地獄からこの世に生まれてくることはできません。

 

 

・あの世に還るときには、この世で生きた心境にふさわしい世界に還ります。

 

心の世界も、霊界と同じく、多次元構造をしています。私たちの心のなかに、天国があり、地獄があるのです。

 

その心に応じて、善い心で生きた人は天国に、悪い心で生きた人は地獄に堕ちることになります。

 

 

転生輪廻と守護霊

人間は、生まれ変わりを繰り返し、魂修行しています。そして、「魂の兄弟」の一人が、守護霊しています。

 

 

・人間は、魂として ”永遠の生命” を持っています

 

人間の本質は霊(魂)であり、あの世が本来の住処です。数百年に一度くらいのペースで、この世に生まれてきて、また、あの世に還っていきます。これを「転生輪廻」といいます。

 

 

・転生輪廻の目的は “悟りの向上”

 

人間は転生のたびに、新しい環境に生まれ、新しい出会いや経験を経て、たくさんの魂の糧を得ることができます。順境も逆境も悟りの向上のためにあるのです。

 

 

・あなたを幸福へと導くために守護霊が頑張ってくれています

 

この世の魂修行を、安全で有意義なものとするために、各人には、必ず一人、守護霊がついています。

 

私たちの魂は、原則、六人一組の「魂の兄弟」というグループをつくっています。そして、そのなかの一人が、守護霊を担当しているのです。

 

                                   

仏法真理は「真実を知ること」であなたを「幸福へ、健康へ、成功へ」導いてくれるのです。---With Savior(救世主と共に)---

 

『真実の世界、人生、幸福、健康に生きる方法』を知りたい方は、Happy Scienceの経典をご参照ください

 

 

 

潜在意識を使って幸福になりたい方へ

 

 

・天使のモーニングコール:夢をかなえる潜在意識の鍛え方

https://www.youtube.com/watch?v=tibfv15bJpE

 

・天使のモーニングコール:大黒天になるための潜在意識の活用法

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https://www.youtube.com/watch?v=kQCdmCIFAgU

 

・天使のモーニングコール:成功者が実践する潜在意識の使い方

https://tenshi-call.com/broadcast/9099/