釈迦の悟り---入寂

 

 

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

人生の疑問、「悩み」「苦しみ」「問題」が仏法真理を知ることで解決できれば幸いです.

 

 

人生は一冊の問題集、あなたにとって、「魂の学校」としての今日の学びは何でしょうか。今日があなたにとって、魂の飛躍となることをお祈り申し上げます。

 

 

どう生きたらいいのだろう?

人間はどこから来て、どこへ去っていく存在なのだろうか?

 

 

その疑問にお答えするためには、今まで隠されていた真実を知ってほしいのです。

あなたの悩みは、仏法真理を知ることで、すべて解消することでしょう。

 

 

神とは、人間とは、そしてその人生とは何かを知れば、未来に向けての生き方、人生にチャレンジする勇気が湧いてきます。

 

 

あたなにも、幸福になってほしい。そして、世界の人々にも幸福になってほしいと願っています。

 

 

真実を知ることであなたも幸せになれる――With Savior(救世主と共に)――

あなたに『真実の世界、人生、幸福、健康に生きる方法』を贈ります。

 

 

 

Happylife-Happyhealth

Happy Science『太陽の法』第4章 悟りの極致 より

釈迦の悟り---大悟”  をご紹介いたします。

 

 

 

【目次】

 

1.『法』こそが私自身の本当の身体なのだ

2. 私の教えを信奉するものは、全インドに、一体何十万人いるか数しれない

3. 弟子たちへのメーッセージ

4. 弟子たちよ、自分の心に法灯をともして、しっかりと生きてゆけ

5. 釈迦の最後の言葉、『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させよ』

 

 

 

1.『法』こそが私自身の本当の身体なのだ

 

 

クシナガラの沙羅双樹の木の下で、右腹を下にして、右腕を頭の下に折りしいて、左手を病んでいた腹部にあてながら、涅槃に入りつつあったとき、つぎのように考えていたのです。

 

 

「私は35歳で悟りをひらいて以来、45年間、善を探求し、正理とは何かを説いてきた。しかし、その私にも、ついに、肉体を去るべきときが来たようだ。

 

 

私の老いさらばえた肉体よ、すべては無常であるのだ。私にはもはや、なんらお前への執着は残っていない。

 

 

実に40数年ものあいだ、人々に仏の道を説き、人間として生きるべき道を示すことができた。その『法』こそが私自身の本当の身体なのだ。」

 

 

 

2.私の教えを信奉するものは、全インドに、一体何十万人いるか数しれない

 

 

また、私の弟子たちよ、長年、ほんとうによくやってくれた。私の身のまわりの世話から、法の伝道まで、実によくやってくれた。あなたがたのおかげで、釈迦教団は、5000人を超える出家弟子をもつ大教団となった。

 

 

また、私の教えを信奉するものは、全インドに、一体何十万人いるか数しれない。それもこれも、みな、あなたがたが、法難と戦い、法敵の目をかいくぐって、仏法の伝道をつづけてくれたからだ。

 

 

あなたがたなくして、この法が弘がることはなかっただろう。今後も怠ることなくつとめ励むがよい。

 

 

 

3.弟子たちへのメーッセージ

 

 

・先年亡くなったシャーリープトラよ、もうすぐそちらの世界に還れるから、おまえとも会えるな。また、久しぶりにひざづめで話をしようか。

 

 

おまえも、ほんとうによくやってくれた。おまえは智慧第一といわれただけあって、よき聞き役だったので、私も、実に説法がしやすかった。

 

 

おまえは、ときどき、愚かな質問をしては、私を苦笑させたが、おまえの質問のおかげで、直接私に質問する勇気さえなかった衆生が、一体どれだけ感謝をしたことか。

 

 

 

マハーマウドガリヤーヤナよ、神通第一のおまえが、邪教徒に襲われ、命を落としたと聞いた時には、いかにおまえにとって忍辱の修行とはいえ、私は涙を禁じえなかった。

 

 

そのおまえも、光る雲に乗って、もう私を迎えにきたようだ。

 

 

 

マハーカートヤーヤナよ、論議第一のおまえは、私の説法をわかりやすく説明できたな。

 

 

私亡き後も、辺境の地に仏法の種をまき続けることだろう。アバンティ国を中心に、西インドに伝道するがよい。

 

 

 

スブーティよ、解空第一だけあって、おまえはいつも、物質にとらわれず、私の説く無我や空の教えをよく理解した。

 

 

今後も、うまずたゆまず精進するがよい。

 

 

 

アルニッダよ、いつぞやは、おまえが私の説法中に居眠りをしたので、私がいつになく厳しく叱ったところ、おまえは夜も寝ずに座禅を続け、ついに失明してしまった。

 

 

幸い、霊眼が開け天眼第一となったが、あまりに若く純粋だったおまえにも、白いものが目立つようになったな。

 

 

 

プールナマイトラーヤニープトラよ、釈迦族出身のおまえは、なかなかの秀才で、説法第一が板についた。

 

西方伝道の旅に出る予定の、もう一人のプールナとおまえは、よきライバルとなるだろう。

 

 

マハーカーシャパよ、おまえは私の死に目に会えず、一週間遅れて、ここクシナガラに到達することだろう。

 

 

おまえは、アーナンダが不注意から私に毒キノコ料理を食べさせ、私の死期を早めたことを激怒し、彼を破門しようとし、最後は男泣きになくだろう。

 

 

頭陀第一のおまえは、細かな修行方法にこだわるが、私亡きあとは、少々戒は捨ててもよいだろう。

 

 

 

ウパーリよ、持律第一のおまえは、本当にていねいな仕事を心がけ、折り目正しくなった。

 

 

下層出身にもかかわらず、貴族出身者にまじって、ひるまず、よく精進した。

ほめてあげよう。

 

 

 

ラーフラよ、私の実の息子でありながら、シャーリープトラのもとで人目につかぬ

密行に励んだおまえは、密行第一と呼ばれたが、あまりにも早く世を去ってしまった。

 

 

私の後継者に目されながら、あまりにも悲運の夭逝であった。なにもしてやれない父であったが、そちらの世界では幸福に暮らしているか。

 

 

 

ジーヴァカよ、天下の名医のおまえには、何度も病気を治してもらったが、今度だけはどうにもなるまい。

 

 

諸行は無常なのだ。

 

 

川の流れを止めることができないように、私の地上の命は、もうこれ以上、長らえることはできないだろう。

 

 

 

4.弟子たちよ、自分の心に法灯をともして、しっかりと生きてゆけ

 

 

ああ、かわいがった弟子たちのことを思うと、私がこの世を去ったあとのことが、ほんとうに気にかかる。

 

 

弟子たちよ、よくおぼえておくがよい。私の生命は、まもなく地上を去るが、私の遺した教えは、何千年もののちに伝えられて、世の人々の心の糧となってゆくであろう。

 

 

縁生の弟子たちよ、私の最後の言葉をよくおぼえておくがよい。

 

 

私の命は、あの満月のようなものだ。

 

 

月に雲がかかって見えなくなったように思えても、その実、月はやはり、雲の向こうで煌々と輝いているのだ。

 

 

そのように、生命というものは、永遠に輝いているのだ。永遠におわるときがないのだ。

 

 

これよりのち、私が地上を去ったあとも、あなたがたは、45年間、私が説いてきた教えを、心の糧として生きてゆけ。

 

 

私の教えを心の糧として、だれに照らしてもらうでもなく、自分自身で心に火をともして、自分自身の行く先を照らしてゆけ。

 

 

自分の心に法灯をともして、しっかりと生きてゆけ。

 

 

 

5.釈迦の最後の言葉、『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させよ』

 

 

私が、長年、あなたがたに説いてきた教えは、自分をつくる教えであり、自分をつくりつつ、他人を救ってゆく教えである。 

 

 

私が死んだあとも、自灯明という言葉を忘れず、法を頼りとして生きてゆけ。

 

 

これが私の最後の言葉である。『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させよ』

 

 

 

これが、釈迦が入寂するときの想いでした。

 

 

さすがの釈迦も、入寂のときには、ほとんど声が出ず、心の窓をひらいている弟子たちが、その霊能力によって、釈迦の心中の声を聞き、その一部が涅槃経に記録として残されたようです。

                                                                                                                             

                                                                                        『太陽の法』より

 

 

                                   

仏法真理は「真実を知ること」であなたを「幸福へ、健康へ、成功へ」導いてくれるのです。---With Savior(救世主と共に)---

 

                                                 

『真実の世界、人生、幸福、健康に生きる方法』を知りたい方は、Happy Scienceの経典をご参照ください。

 

今日のブログは、Happy Science 『太陽の法』 よりご紹介しました。