これから少しずつ、私が体験している摂食障害のことについてシェアしようと思います。

 

楽しい話ではないけど、誰もが経験することではないし、私にとって人生での貴重な体験です。

 

かと言って、シリアスになるのもちょっと違うかな。

 

シンプルに、私の経験を分かち合いたい、摂食障害の体験を通して、私がどう感じて、何を思っているのか?リアルな声を伝えたい、そんな気持ちでいます。

 

今まさに摂食障害で苦しんでいる人やサポートしている周囲の人、そして摂食障害に馴染みがない人にも、こんな人もいるんだー、って感じで、何かの参考にしていただけると嬉しいです。

 

※摂食障害を克服するために、「こうするといいよ」というアドバイスは一切含まれていません。

 

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まず初めに、摂食障害と共に歩んで30年余り過ぎますが、今私がこの経験について、どう感じているかをシェアしたいと思います。

 

30年の経験を振り返って思うことは、正直「辛かった」という言葉が一番最初に浮かびます。

(ただし過去形です)

 

私の症状は過食嘔吐で、何かをトリガーに一旦スイッチが入ると、過食が始まって嘔吐が終わるまで、自分ではコントロールできなくなります。

 

それに加えて、身体に入れたものを無理に出す、本来の身体の機能に逆らうことは、想像以上にエネルギーを消耗するだけでなく、身体を傷つける行為でもあります。

 

身体は悲鳴をあげるほどボロボロなのに、辞められない。

 

辞めたいのに辞められないのは地獄です。

 

過食嘔吐の時、毎回これで最後と心に誓いながら、何十年も同じ事を繰り返している自分にも、運命にも失望してきました。

 

そうした辛く苦しいプロセスを経て今思うのは、不思議なことに「摂食障害がなければ、今の私はいない」ということです。

 

摂食障害を克服したい一心で、いろんな場所へ行き、いろんな事を試し、いろんな人と出会う中で、自分に向き合うことになりました。

 

摂食障害で苦しむという窮地に立たされなければ、自分はどんな人生を生きたいのか?自分は本当はどうしたいのか?本当の自分とは?なんて問うことはなかったでしょう。

 

どんなに辛い状況でも、必要があって経験している。

 

摂食障害に限らず、今経験していることは、そこから得ることがあるから、学びや気づきがあるから経験している。

 

もっと言えば、すべては魂の成長のための機会。

 

今では、こんな風に受け止めることができるようになりました。

 

もちろん、最初から自分が摂食障害であることを受け入れることができたわけでなく、感情的な痛みや気持ちのアップダウンを経て、ゆっくりと今の境地に至っています。

 

そんなプロセスも含め、これまでの経験を振り返りながら、ゆっくり&ゆるく綴っていきます。