（※今回はセカンドオピニオンについての個人的見解となります為、
ご興味ない方はどうぞ気兼ねなくスル～してくださいね）

理由は未だ分からずですが、パパ以外の男性は超苦手な我が息子

そんな中、この辺りで1番高度な設備を誇ると有名な動物病院の､
若く可愛い真面目な女性医師に生まれて初めて心開いたジョー君。

何件もの病院と先生を渡り歩いてのやっとの出会いに感謝しながら、
約1年間指名させて頂き、その病院に通い続けた私達でしたが･･･

去年の9月、肛門横に小さい穴と腫れを見つけ病院へと向かうと、
肛門腺の油が過剰に出ることによる「肛門のう炎」との診断。

去勢で治る場合があるが、急ぐこともないですからと薬を飲み続け、
様子を見ながら判断をとの先生のお言葉通り素直に従いましたが、

何度か塞がり治ったかに見えてもまたすぐ再発を頻繁に繰り返す為、
なかなか治らないもんだね～。やはり手術かね～と思っていたところ、

突然その医師から去勢手術費の他の検査も含め費用は15万円ですが、
そろそろではと言われ、はと。（ちなみに去勢費用は3万9千円）

そんな額今まで1度も聞いていなかった為、まずちょっと不信感が

ついでに手術は院長先生が担当とか。まぁ、ベテランの院長先生が
手術ってのは普通なら有り難いことなのでしょうけれど、
息子は一度も院長先生とやらに診察されたことなどないですし、
男性が苦手だからこうして通ってきたのに急にいったい何なの

手術しても治る保証はない手術ですが、やらなきゃもう不明らしく、

白か黒かのこちらの返事待ちみたいな言い方にカチンときた上、

失礼ながら、お若いだけに言葉足らずなまま今日まで来てしまい、
何かを隠し言えずいるような動揺と自信なげな雰囲気。

なんか、話がいつの間にか勝手にでっかくなってないかい

もしや誤診･･･

ママの直感でこれは急遽セカンドオピニオンが必要かと、
その日は取りあえず夫婦でまた相談しますからと病院を後にし、
先代が10年間お世話になった先生の元に電話し事情を説明後伺い
診察して頂くと、「肛門のう炎」は去勢で治った例など聞かないと。

更には「肛門のう炎」ではなく、症状は既に「肛門周囲瘻」であって、
手術も薬も治せる確率は低く、悪化したり顔に出る子もいるけれど、
（酷い症状の過去の担当事例も見せて頂きました）犬特有の病気で
元々完治は難しく、かといって何も治療しないままある日突然治る
なんて子もいるとか。ここで話し終わりなら更に不安は悪化ですが･･･

「癌ではないんだから仲良く付き合っていけばいいだけだよ～」と、
穏やかにかつ丁寧に素人の私達夫婦が安心し納得できるまで時間を
割き不安を拭い去ってくださり、涙が･･･。

言葉って魔法ですよね。

･･･ママの直感はどうやら当たりだったみたいです。

ほぼ無意味な薬を約9か月間も飲ませてしまっていたことになります。

ちなみに、どうしても手術希望なら去勢手術費2万円＋検査2万円｡｡｡

この金額の差っていったいなんなんじゃ

逆に先生なら15万円でも納得できますよ。

保険加入してますし、選択肢がないって言われれば、何十万円でも
親としては必死にお支払はしますが、医療って金の為命の為
って疑問と不信感が募りましたね。

つうか、お金に見合った診察してくれや～

（そういえば過去、ＯＯ様のお越しになる病院ってのにたまたま入って
しまい、先代のたった1個の湿疹に3万円も払わされた経験あったな～）

･･･さて、話は戻り｡

その日の息子は不思議なことに、普段は私達夫婦以外からの食べ物を
一切口にしないのに、先生から出されたペースト状のフードを2皿も
ペロリ。えええ

食後は先生に笑顔でご挨拶まで･･･おーい何がどうなってんの

実は次男であるこの子も先生に是非ご担当頂きたく､勿論初めは通って
いたのですが、背が高くお顔は正直ちょっとコワ～い男性。

（その何倍も声も心もとっても優しいのですがね～）

先代はべったり懐き信頼しきっていましたし、私達夫婦とは歳も
ほぼ一緒で冗談交じりに何でも話せ、支払いに困っている飼い主さん
にはツケをしちゃうことで資金繰りに困り、看護婦に逃げられたり
などここだけの話しお人良しなところも多少あるけれど･･･（笑）

わかり易く嘘がつけない人間味溢れる温かなハートの先生なんです。

でも、当時の次男は都度大量におしっこをチビり震えっぱなしでママ
抱っこ抱っこばかり。流石にこれではあまりにも失礼で診察もし辛く、
無論、ジョーも辛かろうと他の病院を渡り歩いた経緯がありまして

前の病院のことも、「設備が整っているから切らない方が良いよ」と、
どこまでも優しい先生はケロッとおっしゃいますが、

ペロリの次男を見つめながら、結局はこうして先生に戻る事ができ、
先代の導きかなとまた1から息子の症状に向き直す覚悟の私達夫婦。

痛い痒いが言えない天使相手ではプロとはいえ誤診も時にあるでしょう。

人も犬も、全ての死とはただの寿命だと常日頃私は心に留めてはいます。

けれども運命は1つではなく、己の判断で回避できることもあるのかも。

親は時に、可愛い愛しい子供を想うがゆえ冷静な判断を保てず、
医師の言われるがままの人形になってしまう時があるかもしれません。

今回のことで痛感。声を大にし愛するがこそ落ち着いてもし少しでも
不安が残る診察をされた時は、一生の後悔をしない為にも勇気をもって
納得するまでセカンドオピニオンを見つけることを私はおすすめします。

それは勿論、人の病もですが。
何かのヒントになる方がもしいらっしゃれば幸いです

※画像は病院の周りを待ち時間中散歩した時のゴキゲンな息子。

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