つばめ物語 2023 | MINORITY ISLAND @英語の洋書と絵本 ANNIE'S BOOKSHELF【アニーの本棚】

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MINORITY ISLAND はアニーの日々雑感を綴ったブログです

我が家の車庫で、初めてツバメのご夫婦を見かけたのはゴールデンウイークのころだったでしょうか。

 

昨年は10年ぶりくらいにツバメさんがやってきましたが(どうやらシングルマザーのよう)、ヒナが巣立つ前に巣ごとカラスに襲われかわいそうなことになってしまいました。

 

が、その崩れかかった巣が気に入ったのか、今年、一組のツバメがせっせとリフォームを始めたのです。名前はマラードさんご夫婦と名付けましょう。

 

やがて、一匹が卵を温め始めたので、

じゃーん。

去年の反省から、今年はネットを検索して、こんな風にカラス対策をしてみました。(5/19-22)

 

やがて、ヒナがかえり、子育ては順調に進み、(6/20)

 

親鳥は豪華なバルコニーで一休みしたり、、、(6/29)

(すだれから一本拝借してガムテープで取り付けましたが、ここが気に入ったのか、オス親?は夜の定位置でした。メス親?は巣でヒナと就寝)

 

4羽のヒナはすくすくと成長。でも右から2番目だけ少し小さい?(6/29)

 

が、その事故は突然おこりました。例の一番のおちびさんが巣から落下。(6/30)

 

マラードさんご夫婦がどうにもならず近くで見守っているところを、その日たまたま気づけたのです。

 

そっとヒナを捕まえて、脚立から手を伸ばし、なんとかおちびさんを巣にもどしたその瞬間、

 

バタバタバタバタ!!!!びっくりびっくりびっくりびっくり

 

巣立ち間際だった残りの3羽が驚いて一斉に飛び立った!!

 

もう夕刻でしたが見事に巣立ち成功! (6/30)

 

家族5羽確認できました。

 

で、兄弟たちに押されてまた落下したおちびさんを再び巣に戻すと、(巣もだいぶ崩れかけてきてます)

 

兄弟たちも時々巣に戻って一休み。

よかった、1羽を見捨てて行ってしまうかと、、、

 

おちびさんが巣立ったのはそれから3日後。(7/3)

これでマラードさんご一家とはお別れかと悲しんでおりましたが、それから1週間、夕方になると皆さん巣にご帰宅。バルコニー付き豪邸がよっぽど気に入っているのね。

 

一家でくつろいだり、

 

ハリの反対側にとりつけた板でも休憩しておりました。(以前はこちら側に巣を作っていました)

 

そして、7月9日。とうとう一家は夜になっても戻ってきませんでした。ヒナも十分大きくなって別のねぐらに移ったのですね。夫婦で協力して子育てに励む姿にすっかり心打たれ、仲良し家族に大いに癒された初夏の2か月でした。(私はふんの掃除と格闘しましたけどね。) 来年も待ってますよ。爆  笑

 

ちなみに、マラードさんはこの有名な絵本(日本版は”かもさんおとおり”)に登場するかものご夫婦です。