夏野菜の仕事を終えて、ほっとひと息つきました。

〔ひとり遊びの菜園物語 №2〕
 いままでは、40坪の菜園に19本の畝(うね)を作っていました。ベッド幅(横幅)80㎝、長さ5.6m、畦(あぜ)は50㎝です。ここで19本の畝ができます。畝ごとにトマト26本、ナス9本、ピーマン・トウガラシを13本植えていたのです。たくさん取れすぎて、妻と同居する次男の三人暮らしではとても食べきれません。

 この春から、畝をベッド幅(横幅)75㎝、長さ4.5m、畦(あぜ)40㎝を基本としました。そうするとベッド幅75㎝、長さ3.2mの短い畝が7本増えることになります。これなら、いろいろな野菜が適量作ることができそうです。

 



 今回は一本の畝にトマト10本、その奥にトウガラシを4本としました。わが家ではピーマンやシシトウは不人気なので植えません。ナスは8本です。これならちょうどよさそうです。

 肥料のやり方は二種類あります。「全面施肥(せひ)」と「溝(みぞ)施肥」です。「全面施肥」は、土の表層に肥料や堆肥(たいひ)を混ぜ込むやりかたです。栽培期間の短いもの、根が浅く伸びるものに使われます。
 「溝施肥」は、畝の中央に30㎝ほどの溝を掘り、そこに肥料や堆肥を入れる方法です。期間栽培が長い野菜や深く根が伸びるものに向いています。
 いままでは「全面施肥」一本でした。今回は「溝施肥」を試みました。トマトとナスの畝の中央の溝に牛糞堆肥と腐葉土を混ぜたものと有機肥料を入れました。どのような結果になるか楽しみです。


いろいろに試して遊ぶ菜園は
 一期一会のこれも楽しみ

 栽培は年に一回しかできません。この結果はまた報告します。
 
あなたが幸せでありますように 
琵琶湖を望む草庵にて 
〔2022/06/08 旧暦・皐月(さつき):早苗(さなえ)を植える月の十日。
二十四節気・芒種(ぼうしゅ):穂の出る穀物の種を植えつけるころ。
七十二候・蟷螂生(かまきりしょうず):カマキリが姿をあらわすころ〕