師姉を失い平常心をなくしている魏無羨に、取り囲んでいる人たちは「金子軒夫妻を殺しただけでなく門弟まで殺すとは」「自業自得なのに逆恨みし害を及ぼしてばかりだ」

「冷酷非道な奴め」と魏無羨に向かい口々に罵った言葉を投げる

悲しみに暮れている魏無羨に非情な言葉を浴びせる人たち

誰も庇いもしてくれないし、弁解の余地も許されない状況に追い込まれていく魏無羨

 

そしてみんなが口をそろえて

と叫ぶ汗

魏無羨は静かに笛を吹き、向かってくる人たちを振り払うが、負傷してしまう。

これがチャンスとばかりに

と叫ぶ姚宗主。それを聞いた魏無羨は「だったら実力で奪え!」と乱闘の混乱の中に陰虎符を放り投げる。

投げ入れられた陰虎符を目の色を変えて奪い合いう人たち。

誰かが手に入れれば切られ、陰虎符を手放し、また誰かが手に入れれば・・・を繰り返してる。

  

ちなみに姚宗主、金門弟をさっくり切り倒しているからねムキー散々誰よりも魏無羨のことを残酷とか言っていたけど、一番自分の私利私欲で刀振り下ろしているのよ!

 

そんな姿を見ていた魏無羨は散々邪道だと批判をしていた人たちが目の色変えて奪い合う姿が馬鹿らしく笑いが止まらない。口では否定している陰虎符を使って傀儡を操る術だけど、本当は手に入れたいと思っている人の多い事・・・

そんな混乱をみて馬鹿らしくて笑ってしまう。

心配そうに見つめる藍湛。

そんなみんなの様子を見ていた魏無羨、目線を崖の方に向けるとそのまま飛んで行ってしまう

追いかけて崖の淵まで来た藍湛

こっちに戻るように言うが

 

唯一の理解者で愛する師姉を亡くし、助けようとした人たちも助けることが出来ず、全世界が敵のような状況になってしまった魏無羨には生きる意味がなくなってしまったのかも・・・

涙のたまった瞳をそっと閉じてそのまま崖下へと身を投じてしまう

藍湛は必死に落ちて行こうとする魏無羨の腕を掴んだ

腕を掴まれて驚いた表情の魏無羨。藍湛の顔を見る。

  

落とすまいと必死に斬りつけられた腕で掴んでいるけど、引き上げられないショック

怪我してなければ男子3人くらい持ち上げられる怪力を誇る藍湛なのに・・・えーん

手の出血をみて

手を離せと言う魏無羨。離れないように必死に掴む藍湛。

その背後からゆっくりと近づいてくる人影。。

  

江澄アセアセ魏無羨を見下ろしている顔には深い悲しみの表情が・・・

必死に落ちるのを食い止めようとしている藍湛の隣に立ち剣を向ける   

助けたい藍湛は必死にやめるように説得するけど

  

「死ぬがいい」と一言いい、剣を振り下ろす。

剣は直接魏無羨に刺さりはしなかったけど、自ら藍湛の手を振るほどき崖下へ落ちて行ってしまう・・・えーんああぁぁぁ~魏無羨汗

 

落ちていく魏無羨をみつめる藍湛・・・えーん

最後に魏無羨の瞳に移ったのは藍湛が必死に自分を呼ぶ姿だったの?ぐすん

目を閉じて谷底へ落ちていく表情は穏やかにも見えるねえーん

  

ここで魏無羨の16年前の記憶は終わるんだねうーん

 

静室で忘羨を弾く藍湛。藍湛16年後も美しいまま照れ

ま、そりゃそうだけど・・・ウシシ

目が覚めてからは莫玄羽に献舎の術で蘇ってから出会った金凌や灰になっているはずの温寧の顔や「お前は誰だ!」と問いかける江澄の顔が浮かんできた

目覚めて「16年経った」とつぶやく魏無羨。に目覚めたと気付いた藍湛。

起き上がり「まさか生きているとはな」と話す。

「江澄が谷底に亡骸を探しに行ったが骨しか見つからなかった」と落ちた谷底を探しに言った事を伝えるが「藍湛は探しに来たのか」と聞く魏無羨。

自分は3年後に探しに行ったと答えると不思議そうに魏無羨は3年?と聞き返すけど

余計な事を話さない男藍湛はそれ以上は答えない

そして、探しても探しても見つけられなかった「この16年どこへ・・」と聞こうとする。魏無羨は

と答え「信じるか」と藍湛に聞く

藍湛はすかさず「信じる」と答える。

ちょっと嬉しそうな魏無羨。「16年前も信じてくれていたのか?」と聞いてきたが

その質問には答えられなかったぐすん

16年前に信じきれなかったことを悔やんでいるからこうやって会えた魏無羨を今度こそ信じ切るって決めているよね。今回は「信じる」ってはっきりと言えて良かったよほっこり

 

久しぶりに穏やかに目覚めた魏無羨は座学の時に来た雲深不知処を思い出しながら散策していた

金子軒とのいざこざで、跪き反省させられていたのに、飽きちゃっていたずらしてたとかえー

江澄をからかい追いかけられたことや口笛

ここでは、二人の思い出がいっぱいよね!似顔絵送ったり、春画みせてからかったり

・・・楽しかった思い出が溢れてるわ笑い泣き

皆で受けた藍氏の座学は楽しい思い出が沢山だったねぇ照れ

 

思い出巡りは終わってその②へつづく