金鱗台へやってきた魏無羨は陰に隠れて師姉の様子を見詰めているけど金氏の門弟や金夫人がいて近寄れない。
憔悴しきっている師姉と金夫人。
金夫人が席を外そうと部屋を出ようとしたときに、魏無羨は見つかってしまう
金夫人は「魏無羨よ!」声を上げたので師姉が向かってくるけど、
金夫人は門弟たちに侵入したことを伝え、捕らえようとさせるので声もかけられず、魏無羨はその場から走り去ってしまう
魏無羨は師姉の悲しみを思い辛くて嘆いていると、黒い邪気に囲まれてしまい師姉の幻想を見えてきた
黒い邪気は魏無羨の心が弱っているところに付け込んでいこうとする。
跳ね返すけれど冷静さは失われているね
不夜天の門には乱葬崗に隠れていた温氏の生き残りだったみんなの屍が吊るされていた
温寧が謝りに来たのに暴れて大勢の人を殺したと非難している仙師たち。居合わせなくて良かったとまで言っている。
そんな恐ろしい鬼将軍温寧は死んで当然のように話をしていて、今夜行われている決起大会では魏無羨の対策が話し合われると言っている。そんな話を背後から近づいて話を聞いている魏無羨。
もし夷陵老祖が現れたら俺が・・・・。と話しているとこに
まさかの背後からの出現に驚くその他大勢の仙師たち
威勢が良かったが、本人登場で及び腰ながらも刀を抜いて迎え討とうとするけれど
陳情笛ひと吹きで綺麗に倒れこむ。
陳情笛と魏無羨の前では歯が立たない
こんな弱い仙師を襲ってもしょうがないから、決起大会へ行ってこいと言われ
仙師の言われた通りに世家の集まる決起大会へ行く魏無羨
この時にはもう狂気の表情を浮かべていて、冷静さが失われているよ
不夜天城の前では世家の宗主たちが一同に集まり決起大会が行われていた。
杯を亡くなった子弟たちに捧げ、誓う
そしてみんなの前で温情ちゃんたちの骨灰をまき散らす金宗主
死者冒涜だよね
灰が入っている箱を壊して灰をまき散らす瞬間、江澄が目をそむけていたね。
やっぱり江澄。気持ちはあったもんね
三人三様さまざまな思いだね・・・
倒れた仙師たちの元にやってきた藍湛。
舞い降りてくる姿も美しい・・・
魏無羨のことを訪ねる藍湛。
仙師の一人が「決起大会に行ったかと」と答えるが・・・
行けといったのは君たち・・・
魏無羨を倒すための決起大会に行ってしまうなんて心配になる藍湛
決起大会では今回は温氏の二人を倒したけど「明日は温氏の残りの人たちと夷陵老祖を倒すぞ!と結局温情と温寧が金鱗台に行っても、魏無羨を亡き者にするのは決まってるよね・・・
そこに高笑いの声が聞こえてきて声をする方を見ると屋根の上に魏無羨が
「温情と温寧金鱗台で罪を認めれば不問にするっていってたのでは?」と
呆れながらも聞く魏無羨
しかし「それは窮奇道での事の話で金鱗台で暴れたことはまた別」と金宗主が言うので
と問いかける。
襲ったのは?首謀者は?そして罠に落ちたのは誰か?と
そしてどうやって遠くから温寧を操ることが出来るのか?
すぐに答えることが出来ない金宗主
そこへ姚宗主が横から
「先に金子勲が陥れたとしても、大勢を殺していいわけないだろう」と口を挟む
その言葉を聞いて悲しそうに笑う魏無羨
この魏無羨の姿は本当に悲しさに満ちていて見ていて辛い
そして
自分の身を守ろうとしたら、殺すことを許されない。
魏無羨を殺すことは許されて、魏無羨が反撃することは許されない
こうゆう事なんだなと
姚宗主はそれを聞いて
「窮奇道で死んだ三十数人に罪はない。反撃するにもなぜ?」と罪なき人を殺したと責めてくるが魏無羨にしてみても
と罪のない人達というなら同じだと訴える
返事が出来ない姚宗主。その通りだからよね。
ただ魏無羨を討つための理由を寄ってたかって作ってるだけだよね
釈明しても、理に合わないことを追及しても、都合の悪いところは話を聞かず
ただ、殺したことを責めるみんな。
「そもそも金子勲に呪いをかけるのが悪い」と一人の子弟に言われ
「何故俺が呪いをかけたと言う?証拠は?」と聞くが
「じゃあお前でないという証拠を出せ」とやはり何を言っても聞いてはくれない
そんな子弟に
「じゃあお前が疑われたら呪いをかけてない証拠を示せるか?」と再度聞いたが
答えられるわけがないから「へ理屈をいうな」と言いはなつ。そして
「金子勲とは一年前から犬猿の仲だったから」と疑われる原因を言うけれど疑う理由が心証っていういい加減さ。
そんな話をしている横でまた出た姚宗主
私は君のような真意を確かめないで決めつける奴もなかなか見たことないぞ!と思ったよ。
その言葉忘れるなよ!!
何を釈明しても聞いてもらえず、ますます窮地に追い込まれていく魏無羨。
この不夜天での魏無羨の悲痛の叫びが誰にも理解してもらえず孤立無援で切ない・・・
その②へつづく