先日、最初の病院で気管のポリープの切除を担当されたドクターから手紙が届き、私の症状についての論文提出に承諾ほしいという内容でした。
そこには「世界的にみても珍しい」と書いてありとても驚きました。
どおりで切り取った組織の確定までに2ヶ月近くかかったり、脂肪肉腫とわかってから私達がネットで検索しても説明してる症例が見つからなかった訳です。

論文の仮題には「Successful~」とあり、それだけでおみくじの大吉を引いたような気分になり少しでも役にたつことならとすぐに承諾しました。

声は失いましたが引き換えに命をもらいました。
子供の頃からずっと何かに選ばれることが好きだった私は人生の最後にこんなことで選ばれた人になったのかと複雑です。