2012・11・14

前回の予約通り、Mクリニックで肺のレントゲンと肝臓と膀胱のエコー検査を受けました。

レントゲンはあっという間に終了したけど
エコー検査は長かった。
女性の臨床検査技師のひとが
モニターを見ながら角度を変えたり向きを変えたり
その度に「何か見つかったんだ…叫び」って思ってホントに汗怖かった

診察室に呼ばれ 病理の結果「s状結腸癌」確定、と診断が下された。
前回の血液検査の結果

CEA 1.8ng/mL CA19-9 59.5U/mL

大きさは4cm(かなり大きいしょぼん)…
ただ 前回のモニターを見ていたからそれほどのショックは無い。

気になるのは肺と肝臓。
肺のレントゲンは問題なし(嬉しかった…ホッとした。)

肝臓には怪しい影…。
ただエコーでは良性か悪性なのかははっきりしないとの事(不安、不安…)

ここからは 先生と病院選び。
私は事前に家族や親類に相談した通り、がんセンターで手術を受けたいと申し出た。

先生は私の家からの距離的なことや
先生が安心して紹介状の書ける大腸癌専門の医師がいることなどから
大学病院を薦めてくれた。

家族のためにも絶対死ぬわけにいかないから
大学病院のベテラン医師に必ず手術を執刀して貰いたいと懇願した。

Mクリニックの先生は数年前までその大学病院の勤務医だったので
絶対保証すると言ってくれた。

先生の「納得して決定するのはのはあなたです」
の言葉で私は大学病院で手術を受けることを決めた。
横にいた夫も同じ意見だった。

予約日時の付箋の貼ってある紹介状を看護師さんから受け取り帰路に着いた。

すれ違う車、街を歩く人々、
この世の中には二種類の人間がいて
癌患者とそうじゃない人がいる…がん宣告を受けて私はそんなこと考えていた。

そして、私は肝転移ステージⅣの大腸がん患者として生きなければと覚悟を決めていた。