寝込んだとこなど、殆ど見たことのない母が体調を悪くした。
検査の結果大腸癌が見つかり手術したのが今年の3月。

リンパへの転移がみられたので、再発の恐れはあったが年齢が82と高齢のため、そんなに進行は早くないと踏んでいた。

が、9月の血液検査で肝臓の数値が異様に悪く造影検査をした結果肝臓への転移が見つかった。
既に肝臓全体に癌は拡がっていて、医師は、こんなに進行が早いのはあまり見たことがない、と動揺していた。
7月の時点では何ともなかったのだ。

このスピードだと11月頃には体が黄色くなってきて入院。
その時は覚悟をしてください。

淡々と話す医師。

癌の告知ってこんなにあっさりしてるんだ。
覚悟って死んじゃうってことだよねえ。

頭の中をぐるぐる駆け巡るいろんな思い。

父への告知はどうするか
母には伝えた方が良いのか

妹たちと話し合わなくてはならない。

続く