不妊治療の周期療法を広めた
老中医の夏桂成教授の外来は夏では3ヶ月まちだそうです。
その診察のさいに質問することの一つが
こちら。
【何時に寝ているかい?】
答えた女性の中に
11時と答えたところ
【遅い】と一言返ってきたそうです。
女性は中国の医学の中に
《血を以前さて本となす》
という言葉があります。
この言葉は女性は、血がしっかり
あることで体が順調にめぐるという意味
で、この血は『肝』で貯蔵されます。
この『肝』のお休みする時間が
夜10時から3時の間と言われていますので
このゴールデンタイムに睡眠をとることで
脳から卵巣へ、女性ホルモンの
卵胞刺激ホルモン、黄体刺激ホルモン、
卵巣の卵胞からエストラジオール、
黄体からプロゲステロンが放出されます。
そして、内膜を刺激するというとても
ダイナミックな刺激をスムーズに起こし
やすくなり、その結果、卵子をできる限り
質が落ちないようにし、妊娠しやすい
体質へつながっていく可能性が広がりますので
睡眠時間をぜひ気にしてみるのも1つの
大切な習慣ですね。(-_^)