私ってホリエモン的なのかもしれない
「いやですよ、やりづらくなったら困るじゃないですか」テレワーク化が進み、それに伴ってなのか何なのか、突然ヒゲをボーボーにはやしている男性社員がいるらしい。見たかと聞かれたので、見ていない。本当にひどいからみてほしい、あれはナシだ、不潔だ、どうして誰も何も言わないのかと批判していた。そんなに言うならと思い自分でツッコんで見ればどうですか?と私が言ったら「いやですよ、やりづらくなったら困るじゃないですか」と言われた。ふと、止まってしまった。「やりづらくなるから」という理由で言いたい事を言わない人がいる、という事実に驚いた。もしかしたら世間はそれが当たり前なのかもしれない。私だってそこまで歯に衣着せぬトークを繰り広げたりはしていない。ただ以前も我社の男性社員に、同じように思ったことがあったのを思い出した。思うところがあるのならば、言わないと事は進まない。ウジウジと影で文句を言っているなら、ストレートに「どうしてこれはダメなんですか?」と聞けばいい。それが最短コースだろう。勝手に想像していても確認してみないとわからない。自分が思う事を意見として伝える意見として受け取ってもらう相手も相手が思う事を意見として伝える建設的なコミュニケーションだ。それが皆がやってるコミュニケーションなのかと営業マンの言葉で気がついた。目から鱗だ。皆、本音度合い、だいぶ低かったのね……そりゃ私やりづらいハズだわそれに気づいてから、なるべく本音を言わないようにしてみた。やってみて思ったことは、本音を言わないコトで以前より相手との距離が生まれるような感覚になった。本音は言わないからと言って、消えるわけではない。間違いなく本音は存在していて、それが私と相手の間の距離となる。そしてその距離は本音を言わない限り埋まらないのではないだろうか。ホリエモンの本の紹介にあった。本音で生きる。むしろ、なぜ本音を言えないのか、なぜ本音で生きられないのかのほうが、僕にはわからない。「議論は一致しなければ意味がない」「意見が一致しない」=「相手のことを嫌いなんじゃないか」という意識は、いい加減やめよう。「わかり合えないことがわかり合えた」でいいのだ。古い記事だけど…堀江貴文氏「なぜみんな本音を言わないの?」 | ワークスタイル「上司の言うことは理不尽! でも、そのことを言えないでいる」「会議でも意見が言いづらい雰囲気……。雰囲気にのまれて、いつも何も言えない」「下手なことを言うと、上司から嫌われて職を失ってしまう」「本音…toyokeizai.netものすごく共感した。ホリエモンは冷たい人のように感じていた。でももしかしたら実はあったかくてぶきっちょでものすごく愛すべき部分を持った人なのかもしれない。