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杉野桜姫のエンジョイライフブログ

エンジョイライフと言う言葉が好きです。ポケモン大好きです。

「検視は炎山がしたの?」

ヒカリは炎山を見た

炎山はうなずいた

「アネッタに呼ばれて」

「炎山なら検視はできると」

「ヒカリから教わったのは知っていて」

ヒカリは考えた

「じゃあ殺された女の子は?」

「周りの人間は嘘つきで有名な女の子だ」

炎山は言った

「じゃあ参加者全員知っていたのね」

ヒカリは言った

炎山はうなずいた

「主催者は会社の取引先で」

「呼ばれた?」

ヒカリは炎山を見た

炎山はうなずいた

「アネッタはどうして呼ばれたんだ?」

チェレンは言った

「算数の家庭教師で」

「そうでした、アネッタは算数には強いって」

アネッタはうなずいた

「そこで炎山と」

「会ったと言いたいのね」

ヒカリは言った

アネッタはうなずいた

「殺された百合ちゃんは地下室に向かったと言っている人はいたの?」

「いた」

炎山は答えた

「向かったのは弟の智樹って人」

アネッタは言った

「なるほどね」

ヒカリはメモをした 

「パーティーは何をしていたの?」

「箒の棒の飾りのコンテストの最中だ」

炎山は言った

「その後にスナップドラゴンよ」

アネッタは言った

「なるほど」

ヒカリは言った

「この二つが終わった後にアップルボビングを?」

アネッタはうなずいた

「そうです」

「それで取りに行くのを手伝っていたら死体を見つけたと」

ヒカリは言った

アネッタはうなずいた

「なるほどね」

ヒカリはメモをした

「それともう一つ妙なことを言っていたんだ」

「妙なこと?」

ヒカリは炎山を見た

「智樹君が突然帰ると言い出したんだ」

「帰ると?」

ヒカリは炎山を見た

「百合ちゃんの死体が見つかった後に?」

ヒカリは言った

炎山はうなずいた

「突然だったわ」

アネッタは付け足した

「それでエンナが来るまで待ってほしいと言った」

「わかったわ」

ヒカリは言った

ヒカリはソファから血上がった

「その主催者にも話を聞きたい」

「明日なら聞けるが」

炎山はヒカリに言った

「明日ね」

ヒカリは考えた

「ほかになんの遊びをしたか、分かる?」

ヒカリはアネッタに言った

「蜘蛛の巣くぐりとお菓子掴みだった」

「なるほどね」

ヒカリはメモをした

「炎山は甘いものが苦手だからお菓子掴みと蜘蛛の巣くぐりだけはしていない」

アネッタは言った

「ずっと取引先と話していた」

アネッタは炎山を見た

炎山はうなずいた

「幸田さんからヒカリの話だ出てな」

「大変だったのね」

ヒカリは言った

炎山はうなずいた

「断るのがね」

アネッタは意地悪ぽっく言った

ヒカリは首を傾げた

「智樹君が突然帰りたがったのも」

炎山はうなずいた

「それも不自然に思った」

炎山は言った

続く