5月26日(土)
1年前の今日
突然の発熱が全てのはじまりでした。
胆管炎、敗血症。
あの時は誰も何も分からず
40℃以上の熱が続き、
血圧が下がって、
酸素濃度も下がって、
何種類もの点滴に繋がれ
酸素カニューレをつけられ
出来る限りの全ての検査をして
たどり着いた答え。
″ 手術をしないといけない。
大学病院じゃないと診れる医者がいない。″
それから大学病院の小児外科を受診し
先天性胆道拡張症(CBD)
膵胆管合流異常症
と、診断が確定しました。
正直、よく分からなかった。
先生が説明してくれることを
ただ ″ はい ″ と頷いて聞くことしか
出来なかった。
その日から私の人生は180℃変わった。
もう、元の方向に戻ることはない。
置いてきぼりになった
心が、気持ちが、
追い付くこともないんだと思う。
あの日からもう1年。
すごく、すごく早く感じます。
昨日のことのように
鮮明に詳細に思い出せます。
辛かったこと
苦しかったこと
しんどかったこと
はもちろん、
最初に診てくれた循環器の先生
ありとあらゆる視点から
調べ尽くしてくれた神経内科の先生
大学病院に送り出してくれた院長先生
そして、
大学病院小児外科の先生たち
毎日1番近くで支えてくれた研修医の先生
外来、病棟の看護師さんたち
私の体と心に真剣に向き合ってくれた
たくさんの人たちと出会い
たくさんの人たちの支えがあって
一つ一つ乗り越えて来られました。
″ この病気に終わりはない。″
小児外科の先生に言われた時
あの時の私はこの言葉の意味を
分かってなかったです。
これから何年何十年経とうと
私が船乗りとして
もう一度あの場所に戻ることは
ありません。
この現実を突きつけられた時から
この病気ごと全ての現実を
受け入れることが出来なくなりました。
この1年の間に
起こった出来事、出会った人たち
その中には
一生の宝になるような瞬間
一生大事にしたいと思える出会い
が確かにありました。
でも、それを全て失ってでも
私は船乗りとしての命を繋げたい
と思ってしまいます。
悪い夢なら覚めて欲しい。
悪い夢であって欲しい。
そう、思ってしまう自分がいます。
まだこの病気の経験を
糧にするのは難しいです。
思ってた以上に時間が必要です。
ただ一つ、1年前の私に
伝えられるとしたら
″ 大丈夫、あなたは1人じゃない。″
と、伝えたいです。
病気が分かってから
学んだこと、
感謝してもしきれないこと、
数え切れないくらいあります。
たくさんの
本当にたくさんの人たちの
支えと温もりがあって
今日の私がいます。
いくらつらいことがあっても
その一人一人を思い出せば
自然と力が湧いてくるような気がします。
まだ、整理がつかないことも多いけど
どんな時でも感謝の気持ちだけは
絶対に忘れずに持ち続けます。
まずは、一つの大きな節目の今日を
笑顔で、穏やかに、
終えられることに感謝します。