「早く離婚届をだせ」
「離婚しないのは何が目的?金?」
「(女に)取られたくないって意地はってるだけだろ」

不倫女の元へ、逃げるように家を出て行った夫。

思うように離婚は成立せず、
不倫女には離婚を急かされ、

【お前が離婚しないと言うことが
                  俺を苦しめている】

そんな言葉を言われていたな
と、過去の日記を読み返していた。




どんなにキツい言葉を言われても、
「離婚をする理由がない」と主張してきた。

不倫をしようとも、
借金を抱えていようとも、
夫は夫。

私が愛したただ一人の人。


離婚をすることが夫の幸せだと
心から感じていたら結果は違ったかもしれない。

でも、
こんな攻撃的な言葉ばかり言うのは
なにか夫の叫びのように聞こえていて……


夫がいない生活でも、
例え「さみしい」と思う時があっても、
夫と心から向き合えるまでは
逃げるものか!と自分を奮い立たせてきた。



もちろん、たくさん攻め続けて
罵倒した時もあった。
“可哀想な妻”になり切って
自己主張ばかりしていた時もあった。



そんな時間も過ごしてきた中で、

音信不通で連絡先もわからなかった夫と
連絡を取り合えるようになり、

週末は子供たちと一緒に【家族】として
過ごすようになり、

少しずつ少しずつ
空いた穴を埋めていくみたいに
たくさん話をしたり
一緒にお酒を楽しんだり
状況は少しずつ変わっていった。



そして
この1年ちょっと色々ありすぎたけれど

来月からまた家族5人で
一緒に住むことになった。




未来のことは誰にもわからない。
《絶対》なんてものはこの世にはない。



けれど

この経験から学んだこと。

素直に【愛】を与えていける
愛ある女性で居続けたい。



夫にも。子供たちにも。
私自身にも。



なかなか現実上手くいかないけどね。



愛を表現するのって、
難しい。

そんな事を感じる最近です。