義父は、私達 親子五人が手狭な空間で生活していることを気にかけて、いろんな提案をしてきた。

☆義両親が平屋二間を使い、若夫婦家族は3LDKを使う。
(ごく一般的な案)

☆長男と次男だけ、3LDKの二階を勉強部屋に使う。
(子供達の様子がつかめないよ)

☆家族七人で3LDKで生活する。
(今と同じくらい狭くなるだろ)

☆資金を援助するから、家を買え。
(おっ!)
etc,etc...

どれも却下、というより、
義母も夫も、義父の話をまともに聞いていなかった。

無視していた。

義母は義父には言わず、私に言うのだ。

「他所に土地なんか買ってもダメよ。」

とか、

「うちはもう建ぺい率いっぱいだから、平屋の建て替えは無理よ。」

とか。

3LDKも使わせてくれなくて、
古い家屋の建て替えにも反対で、
別居して新築するのもなぜかダメとか、
ただの意地悪じゃないか。

私はというと、正直、どれが正解かわからなった。
結構、突っ込みどころあるし。

かと言って、

自分はどうしたいのかも、

考えたって、無駄だ。

義両親が元気なうちは。

ある日、義父が新しい間取りの設計図を持ってきた。
平屋を建て替える案。

以前、義母が言ってたょ、建ぺい率がどうのって。
あれ、また、ウソだった?

義母も夫も相手にしていなかったが、
義父はやるなら今しかない、と意気込んでいた。

義父だけが、
今度は本気のようだった。

しかし。
結局、義母にあの手この手で阻止されて、
その苛立ちをまた私にぶつけることになるのだ。