こんにちは♪


きのう、
「テレビ未来遺産・生命38億年スペシャル」って
4時間にわたり、脳の最新科学のことをやっていましたが
ご覧になった方いらっしゃいますか。


僕は去年、脳ドックと、念のための再検査で
脳の精密なCTスキャンをやりました。

(自分の脳の血管が3Dでリアルに見られるのって
すごいですよー(笑) 結果は問題なしでした(^_^)v)


先日の小保方さんのニュースなどで
最先端の医療に興味もありましたし、
とりあえず録画をしました。

仕事をしながらだったので
リアルタイムで観たのは1時間ほどですが、
それでもすごいなぁと思うことがたくさんあったので、
その辺の話を書きますね。





僕が観たのは


・若年性アルツハイマーの女性の話

・脳梗塞から回復しつつある51歳の男性の話

・17歳の時、脳に大怪我を追って、命の危機もあったけど
 そこからすごい回復を見せた青年の話


   です。



若年性アルツハイマーは、現時点で
なかなか良い治療法がみつからないようです。

番組で取り上げた女性の方も
残念ながら次第に悪くなってらっしゃる様子でした。


そんな中、番組では、
患者さんの脳の中にある
特殊なタンパク質をみつけることで、
治療法に繋がる可能性が出てきた、という話がありました。

とてもとても細かい世界のことで
気の遠くなるような地道な研究だと思いますが
もしかしたら画期的な治療に繋がるかも、という話もあり
本当に期待します。



そして、脳梗塞のリハビリの話では、
たとえ完全麻痺の状態であっても
脳でしっかり動かしているイメージをし、
実際に微妙に動いているのを感じることで

脳の電気信号を活性化し、
徐々に実際に動かすことができるようになる
というような話でした。

これももちろん本人の大変な努力と時間と
適切な指導者やプログラムが要ることでしょうけど、
実際にその男性の動かなかった腕が少しずつ回復するのを見ると
とても驚きました。



そして、17歳の少年の話は最も驚きました。


事故で片脳の半分以上が失われた彼。

一時は生命も危ぶまれていた彼が、
意識を回復し、感情を表せるようになり、
徐々に言葉を出せるようになり、ついには歩けるようになり
自らの将来に向かって
力強い言葉を語るようになるまでになりました。


その回復の裏にあったのは、
いったん壊れた脳は戻らないけれど
残った脳が自分で新しく神経の道(バイパス)を作っていき
迂回した新しい道で信号を伝えていくという
びっくりするような話でした。

もちろん17歳という若さもあったと思いますが、
人間の身体ってすごいなぁ
きっとまだまだわからないことが
たくさんあるんだろうなぁ と

驚き、感動しました。



もちろん、
珍しい話だからこそテレビに取り上げられる
というのはあるとは思います。

まだまだ一部の最先端の
医療機関でのことなのかもしれません。



それにしても

そういう新しい研究がどんどん進んでいて、
実際に今まで考えられなかったような
病気の治癒や回復があることは、事実です。


番組では脳だけでしたが、
きっとあらゆる分野でそうでしょう。

先日の小保方さんのニュースももちろん素晴しかったし
これからもいろんな分野で
びっくりするような医療が
もっともっと進んでいくと思うし、期待します。


今大変な思いをしている人たちのためにも
そんな研究や新しい医療が
一日でも早く患者さんの元に届くことを
心より祈ってやみません。




4時間にもわたり、
民放でこういう番組があるのは珍しいですが、
一つ一つの話をかなり時間をかけて
じっくり取り上げていたのが好印象でした。

時間を見て、残りも見てみたいと思います。