私が16歳の時、家族ががんになりました。
当時はパソコンも普及しておらず、がんという病気はまだまだ“死ぬ病気”と認識されていた時代だと思います。

高校帰りに制服で病院に行く毎日。
消毒液と薬っぽい独特な匂いが今でも記憶に残っています。

不安な家族の顔を見ていると、「これからどうなるの?」と聞いたり…がんになることが当たり前ではなかった当時は友達に「ねぇ話聞いて?」と言ったり出来ませんでした。

本を読んで勉強したくてもお小遣いの範囲では買えないもどかしさ。

今思うと…様々なことが重なり、心がもやもやしていました。



人の生き方をも変えるがん。



罹患した本人にfocusされがちですが、家族の一員として立ち向かうことは罹患した本人と同じくらい大変なことです。

当たり前のように子ども達も共に戦う一員になるのです。

中には、お母さんが入院してしまっておいしいご飯が食べられなくなる子、治療費や引っ越しなどで進学に影響が出る子…。。。

その時、誰でも相談出来る相手がいたり、話を聞いたりしてくれたり、他にもいるんだぁ。

一人じゃないんだぁ。と認識出来ていれば私を含めその子の人生は大きく変わると思います。






アメリカなどでは本人にがん告知を行った場合、その人の未成年の子どもにどうやって伝えるのかをドクターやカウンセラー等がチームで考えサポートします。

でも、日本では“子ども達”に対して社会や病院から、そういったサポートが無いのです。

Happy Beauty Projectは、大切な時期に必要なサポートを届けたいと考えています。

(お父さんお母さんの中で「私の子どもはどう感じているのでしょう?」と心配されている方やご相談に来られる方も多いです。)





初回から、同じ経験をしたファシリテーター2名を中心にプログラムを進めて行きます。

緊張する!という方も安心してお越し下さい^^*





以下、ご案内です!
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Little Café -りとるかふぇ-
  
親が“がん”になって、不安を抱えているのはあなただけではありません。
お茶を飲みながら、同じ悩みを持つ同世代の人達と話してみませんか?

現在、日本人の「2人に1人ががんになる」と言われています。
子どもが若いうちに親ががんになるということは当たり前に起こります。
親ががんになって「なんだか不安だけれどそれを相談したり聞いたりする人がいない。」
「みんなどんな事を考えているのかな?」「何かしているの?」「他の人の話を聞いてみたい。」そんな人たちが気軽に集まって悩みを解消し合う場所。
それがLittle Caféです。

たった2時間で不安を全部解消するなんて思っていません。
でも、「身近な人ががんになって悩んでいるのは、自分1人ではない」
そのことを知るだけで心が少し軽くなるかもしれません。

*「Little Café」の由来*
1人で悩んでいるあなたに少しでも
小さな励まし 小さな勇気 小さな安心 を与えられる場所でありたい。
そんな想いを込めています。
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●対象●
お母さんやお父さんが、がんと診断を受け、治療中または経過観察中の
中学校1年生~大学生

●日時●
2011年1月23日(日)
<午前の部> 10:00~12:00  <午後の部> 13:00~15:00
※<午前/午後>のどちらかを選んで参加できます。(各回10名ずつ)

●参加費● 無料(ほっこりお茶とお菓子付き)

●会場●
「京町家さいりん館室町二条 」
京都府京都市中京区室町通二条上ル東側(京都市営地下鉄「烏丸御池」駅より徒歩5分)

●お申し込み●
メール<info@happybp.com> に、①件名「Little Café参加申し込み」②お名前③学年④電話番号⑤希望の時間帯(午前 or 午後)を書いてお送り下さい。

*ご質問などはお気軽に!*
メール:info@happybp.com
Tel&Fax:075-200-1657(代表・さんだかな)
※保護者の方がお待ち頂けるスペースもございます。
※自転車はさいりん館前に置いて頂けますが、駐車場はありません。(隣にコインパーキングがあり。)

<主催>Happy Beauty Project
URL http://www.happybp.com/