行きたいと思いつつ、なかなか足を運べずにいた場所にようやく行ってみました。

シンガポールのB級スポット!

でも一度は行くべき重要スポット!?

旅行で来られた方も、リピートして、もっとディープなシンガポールを知りたい方にはお勧め!

 

「Haw Par Villa」

URL:https://www.hawparvilla.sg/

ADD:262 Pasir Panjang Rd

MRT:Haw Par Villa駅徒歩1分程度

TIME:Daily 9:00am–10:00pm
ADMISSION:FREE!!

※2019年9月時点の情報です

 

ここは「タイガーバーム」創始者が建てたテーマパークで、旧称「タイガーバームガーデン」

 

敷地内には中国の儒教・道教・仏教などの教えや、伝説等に基づくなんとも怪しげな像、個人的に訪問した国にまつわる像などが所狭しと展示してるんです。

奇妙すぎるテーマパークとして有名。

まさにB級シンガポール観光地です!

 

 

駅名にもなっているとおり、駅を降りるとすぐに入口が。

シュールな看板・・。

なぜこのタイガーは困っているのか(笑)

 
 
なかなか立派な入場門!!
入場料がFREEなことにまた驚きます。
ここが奇妙な世界への入口ですね。
 
昔はこの門のすぐ近くまで海だったそうで、海から船で来た時、この門が見えるように設置されたそうな。
 
「タイガーバーム」といえば、日本でもおばあちゃんおじいちゃんたちが良く使っていたのを覚えています。皆同じようなスース―したにおいを発していましせんでした??
ケガをすると、すぐに「これ塗れば大丈夫!」とおばあちゃんに塗られていたような・・
 
シンガポールでは今でもとっても重宝されていて、虫刺されや肩こり、頭痛や腰痛、なんにでもこれを使っているとか。
 
私も白と赤を常に常備していますよ~。
白は頭痛の時にこめかみに塗ったり。
赤は腰痛の時に腰に塗ったり。
もちろんすごい匂いなので、子供には嫌がられますが。
 
そんなシンガポールを代表する商品なのに・・キャラクターが怖すぎるあせる
 
見て回るだけでも十分面白いのですが、やっぱり歴史を知ることが大事と思い、平日午前中開催されているガイドツアーに参加してみました!
 
当初は私設のテーマパークだったのですが、今はシンガポール政府の管理のもと運営されているので、ちゃんとしたガイドさんがいるんです。
もちろん英語なので、キーワード程度しか拾えませんでしたが、有意義なツアーでしたよウインク
 
 
突っ込みどころが満載の人形たちに、ただただ笑いが止まりません。。
 
なんでしょうここは?楽園なのか??
もう衝撃的すぎる(笑)
刺激強すぎて子連れでは厳しいなぁ・・あせる
 
こちら、代表作のカニ女さん。
人間になろうなろうとして頑張っていて、まさに進化の途中で、ようやく顔だけが人間になったところらしい・・。
「お疲れ様、頑張って」と、つい声をかけてしまいましたニヤリ
 
1階、2階の構造で、いろいろなシチュエーションの人形たちが横に長ーく飾られている展示。一つ一つじっくり見ていったら、面白すぎて、もう想像力が溢れ出して止まらない感じ!
 
ビジネスのため、世界中を飛び回っていた兄弟なので、各地にまつわる像も。
日本へ訪問した時の思い出にこちらのお相撲さん達の像。
真ん中にはタイガーバーム笑
近くに自由の女神も(笑)
 
この2人、ネズミと豚!?
どんなシチュエーションなんでしょうか?
もう見れば見るほど、謎が深まるものばかりです・・
 
こ、怖すぎる。
可愛いはずのパンダが・・
 
そしてこれが地獄への入口ガーン
昼間なのに、何か出てきそうな雰囲気・・
 
入口にはエンマ大王が待ち構えています。
そして、その奥に進んでいくと、もうそれはそれは目を開けて凝視できない、辛い辛い地獄の様子がありありと表現されており・・
とても写真に収める気持ちになれないレベルで、目も開けたくないほど。
夜に夢に出てきそうなので、薄目で見て通り過ぎましたあせる
 
ようやく外に出ても、外もこんなおぞましい感じえーん
シンガポーリアンの中には、「地獄は本当にあるんだぞ」、と子供にわからせて、悪いことをしないようにというしつけのため、ここに連れてくる人もいるとか・・
 
金曜日夜は、この地獄エリアを回るナイトツアーがあるそうで。
夜は近寄りたくない感満載なのですが、そういうの興味ある方もいるのでしょう。
ご興味ある方、行ってみてください・・。
 
 
創始者兄弟の兄は「Haw」さん、弟は「Par」さん。
ガイドツアーでは、兄弟のビジネス成功の話や、その後の活躍、家族のこと、シンガポールの歴史とこの庭園の繋がりなど、いろいろ教えていただきました。
日本が攻めてきたときのことも話題になり、日本人としては胸が痛い内容も。
 
奇妙なだけではなく、歴史的にも興味深く、中国の教えを伝える貴重な場所なんですね。
もうこれは、見ないとわからないすごさ。
ぜひぜひ一度足を運んでみてくださーーい!照れ