★公式ハッシュタグ「シンガポール」43位ランクイン!
言語について、書いてみます。
シンガポールの公用語は4種類=英語、マレー語、華語、タミル語
マレー語=国語
公用語としてもっとも使われているのは英語であり、学校教育は国語以外は英語で行われ、この国では英語が話せないと進学、就職等様々な面で不利になるそうです。
シンガポールで話される英語は大きくふたつでシンガポール標準英語と通称シングリッシュ。
シングリッシュは華語と中国南部の言語、マレー語などの影響を受け、独自の発音、イントネーション、文法体系を発展させたシンガポール独特の英語。
よくいう地域ごとの“訛り”のレベルを超えて、1つの言語として捉えてもいいほどの存在感。
友達とはシングリッシュで話し、ビジネスでは標準英語を話す、のように、使い分けをしている人も多いようで、シングリッシュ文化はシンガポール人にとって重要なものなのでしょうね。
【シングリッシュの主な特徴】
・終助詞に“lahラ、lehレ”などがつく。日本語の“~だよ、~ね”に相当 (Ok, lah(オーケー、ラ!)
・終助詞に“~マ(ma)?、~メ(me)?”などがつくと疑問文。
・主語、目的語にあたる人称詞の省略 (No good」、No needとか)
・Be動詞、助動詞、動詞の省略
・付加疑問文は、文末に“right?”をつけるだけ
・時制や単数、複数による動詞や名詞の変化が起こらない
・単語を極端に短く言う、最終子音が極端に弱い、または発音されない(car park)
・強調のために単語を繰り返す(Can-can! できますよ!)
・繰り返し表現 マレー語でジャラン「歩く」 (“ジャランジャラン”で散歩)
・多言語からの借用語
マレー語のマカン「食べる」、福建語のシオック「すごい」などを英語に混ぜて使用
かなり独特な言い回や発音なので、ネイティブな英語に長けている人は、むしろ聞き取るのは難しいらしい!私の場合、ネイティブのヒアリングもできないので、逆にシングリッシュは、文法が間違っていても、単語だけ拾えば、意味がとらえやすい気もする??
赴任が決まった時よく言われた言葉
「数年後に帰国したときは、親も子も英語ペラペラだね~」
英語圏だといえでも、街中で聞こえてくる言葉はシングリッシュなのでそれは無理な話
むしろ、自分たちがシングリッシュ化していっていて、既に「オッケーラー!」と出てしまう・・。
ローカル幼稚園で、英語と中国語の環境で過ごしていた友達のお子さん、日本に本帰国し、ネイティブの先生のいるプレスクールに見学に行ったら、お子さんがほとんど意味が分からなかったといっていたらしい・・。もったいないよねぇ。。
ネイティブの教育環境を整えるためには、やはりインターナショナルスクールに通わせるしかなく、それは費用的に我が家には到底無理なので、自己努力が必要そうですね。