フリーダ:私、今までこんなに強い気持ちを他の誰かに抱いた事はないの。
けれどあなたがしたいことはただ逃げ出す事だけ。
やり直すって?
どれだけ私がそれを望んでいるか、あなたに分かる?
けれどあなたは3ヶ月後にはティムと結婚する...
私はバカだわ。
ミア:何が言いたいの?
フリーダ:あなた、彼を愛しているの?
(ミア、首を横に振る)
フリーダ:ティムと結婚をしてはだめ。
あなたがそうしたら私は生きていけないわ。
(1:19:20)
ミアの携帯が鳴る。
ミア:パパ、何かあったの?
ラッサ:いいや。お前の声がちょっと聞きたくなっただけさ。
それからあの花瓶をありがとうな。
ミア:ええ、どういたしまして。
大丈夫?
ラッサ:ああ、大丈夫だよ。
こんなに遅い時間だとは気がつかなかった。切るよ。
ミア:わかったわ。じゃあね。
(1:20:41)
ミア:私たちこんな感じで暮らせるかもね。ここって靴箱みたいだもの。
フリーダ:私はこんな状態ではいやよ。現実味がないもの。
これでは現実の生活から目を逸らしているだけよ。
ミア:難しいわ、フリーダ。
私はあなたのように勇敢ではないの。
他の人たちが色々と詮索をしてくるんじゃないかと心配になるし。
フリーダ:私はみんなが詮索してくればいいと思っているわ。
私はあなたを誇らしく思っているの。
私があなたをどれだけ愛しているのか全世界中に見せてあげたいの。
(1:22:03)
車内でじゃれあう。
ミア:じゃあ1時にね。
フリーダ:じゃあね。
(1:22:29)
ティムとオスカー
オスカー:無精髭、結構かっこいいと思ったんだけどな。
ティム、ミアとフリーダがキスしているのを見てしまう。
(1:22:51)
ラッサとエリザベス
ラッサ:実はミアのことはずっと前からわかっていたんだ。
エリザベス:えっ?
ラッサ:そのときはただ疑いの域を出なかったのだが、
エリザベス:分かるわ。フリーダが私に告白してきた時に、
結婚式や、おばあちゃんになる事や、そういったことを。
でもね今は大丈夫。ちゃんと考えられるようになったの。
ラッサ:そうだな。私はただミアが幸せならそれでいいんだ。
(1:23:58)
ベッドで。
(1:25:21)
会社で。
ミア:私午後に街で用事があるの。
ティム:今?もう僕たちは出かけなきゃならないんだよ。
ミア:何?
ティム:君自身が神父さまとの打ち合わせを予約したじゃないか?
(1:25:51)
(フリーダ、1人で待ちぼうけをしている。)
(教会で。)
親父さま:君たちかなり緊張しているな!
結婚式はあっという間に終わってしまうから、
こんな感じで、ティム、まず君が一礼する。
ティム:ティム アロン ブラッサルです。
神父:ティム アロン、いい名前だな。ティム、あなたは...
ミア:マリアです。
神父:もうちょっと大きな声をださないと後ろまで聞こえないよ。
ミア:マリア エヴァ サンストロン
神父:マリア エヴァ サンストロンをあなたの妻としますか?
ティム:はい、します。
神父:今度はあなたの番だ。そして誓いのキスがあり、めでたしめでたし〜!
これであなたたちは夫婦だよ、死が2人を引き離すまでね。おしまい。
ミア:私にはできません。ごめんなさい。
神父:彼女きっとナーバスになっているんだな。
ティム:はい。
神父:こういうことってよくある事だから。
ティム:ミアー!ミアー!
(1:27:56)
ミア:フリーダ、フリーダ!
もう帰ってしまったかと思ったわ。
フリーダ:私には無理よ。
ミア:私ティムとは結婚しないわ。私が愛しているのはあなただから。
フリーダ:でもあなたは彼と別れてはいないでしょ、
ミア:私はティムとは結婚をしない。私はあなたを愛しているの。
フリーダ:あなたはまだ彼と終わっていないのよ。
あなたはまだ自分の人生のケリをつけていないわ。
今日だってあなたを待っている時間がどれだけのものだったか、
こういうことがきっとまた起こるわ。
私はあなたとの夢物語から目覚める必要があったし、
ミア:私がどんなに犠牲を払ったかあなたには分からないのよ。
フリーダ:それはあなただけじゃないわ。あなたはいつも自分のことばかり。
ミア:フリーダ、お願い、行かないで。
フリーダ:あなたは私たち2人の為にはきっと戦わないわ。
ミア:私は今戦っている最中なのよ。
フリーダ:いいえ違うわ。
ミア:フリーダ、行かないでちょうだい。フリーダ。