から ずーっと ずーっと

金髪の クリンクリンの お人形さん みたいな

女の子



なりたかった。



学校のセンセイ はね

金髪 に すると

怒る。


ものすごい顔して 怒る。



あたしが 当時 アイツ の マネして

開けた

舌 の ピアス は 怒らないくせに。




17歳 の アタシ にね聞いたの。




あなたの 一番 憧れのヒト は ダレ?


ってね。




もちろん 即答 で

舌のピアス を 見せながら 言ったの。





今 あなた が 想っている ヒトよ



ってね。

ふたりして お金 が なかった日。


どうしても ラーメン 食べたくなって。


はんぶんこ


したんだっけ。





神様 なんて いない




って言う アイツが


その日の帰り道 に 




神様 いるかもしれねーな


って言ったんだっけ。




そのときのさ


アイツ の 笑った顔 が

少年みたいで 可愛いかったんだっけ。



ダレか

はんぶんこ

しませんか?



ひとりじゃ 食べきれないよ。
大きい星 が たくさん 咲いてる。



どっから見ても


まぁるいの。



ほらね。

あたしの ダイスキ な PINK色。



皮肉なものね。


その隣には

アイツの ダイスキ な ミドリ色。




知ってる?


PINK と ミドリ

混ぜると キタナイイロ に なるってこと。



だから うまく まざらなかったんだわ。



ほんとなら


この 星 いっしょ に みれたのに。




どうか

この キレイ で カナシイ 星 が

早く


消えますように。


早く

流れますように。