こんばんは。

今のお仕事から、いろいろと学ぶことは多いのですが、特に”人”を観察していると、現実はまさしく意識が創り出していると思うことが良くあります。

同じ環境で、同じお仕事をしていても、感じることは人それぞれであるのですが、特に人間関係において、問題を抱えている人は常に同じような心の癖のようなものがあって、そのことによって問題を自ら創り出しているということが良く分かるのです。

他にも同じ環境で、同じお仕事をされている方が数名いるのですが、問題を創り出して悩んでいる人もいつも同じ人であって、その他の方は全くそのような悩みとは無縁でいられるのですね。

そして、問題を創り出している人を観察していると、そもそもの根っこの部分が解決されていないために、常に自分には全く否がないと思い込んでいます。 なので、当然不平不満ばかりの毎日となっています。
でも、その他の方は、お仕事を楽しんでやっていこう、とか、日々前向きにお仕事に取り組んでいて、そういう姿勢が又良い循環を生み出しているのです。

今日は、不平不満で心の中を充満させている人に、こうしてみたら?とか話してみたのですが、あまりにも強い思い込みがあるために、結局アドバイスを受け入れることも出来ず、最終的にはお仕事を辞めれば済むことだし・・・・と、そのような考えをお持ちのようでした。

けれども、人間関係というのは、鏡のようなものなので、今の職場での問題と言うのは、結局心の癖が解決されない限りはどこへ行っても同じ悩みを抱えることになるものなのです。

でも、そういうことを目にしている私自身の中にも、そういう記憶がどっかにあるはずなので、私も日々クリーニングをさせてもらっています。

今日感じたことは、そういうことも結局自分自身が成長していこうという前向きな気持ちや姿勢がなければ、せっかくのアドバイスも生かすことができず、負のスパイラルに自ら入り続けていくようなものであって、あげくご縁があって頂いたお仕事も自ら捨ててしまうような、とてももったいない結果になっていってしまうようですね。

ですから、やはり若月先生の言われているように、不平不満を一切排除する、ということも大切なのだ、と思うのです。 クリーニングを続けていても、その端から不平不満を口にしているようであれば、せっかくのクリーニングの効果も台無しになってしまいます。

不平不満を口にする方のエネルギーに同調することなく、自分は自分でいられるようになってこれたことが嬉しいです。

辛い状況にあると、誰かのせいや何かのせいに、ついついしてしまいたくなるけれども、自分自身が心のどこかでそれを望んでいなければ、そんな風にはなっていないはずなのです。

でも、それが習慣になってしまっていると案外自分自身ではそういった癖に気づかないことも多いので、誰か親切な人がいて、アドバイスを受けたら、一旦自分の考えは脇においてみて、静かに考え直してみることも必要だと思います。

誰かが何かを自分に伝えてくれる、というのは、それだけでも相当なギフトであると思います。

そういったギフトは、素直に受け止めて、とにかくあとはクリーニング!ですね。