彼に最後に追いラインして告白したことを、書こうと思う。

 

実は、彼が私の高校時代の憧れの先輩だったということを、

彼に伝えていなかった。

ただ、偶然、婚活アプリで知り合った2人が、同じ高校の先輩後輩の関係。

それ以上、彼は知らなかった。

 

でも、別れてしまうなら、30年以上前の高校時代の私の気持ちも最後に伝えよう。

そう思った。

 

私が、彼と一緒にいたいと思ったのは、

彼が社長だから・・・

飲食店経営者、それも人気店のオーナーであれば、ちょっと自慢もできる。

社長なんだから、デートも豪華にできるだろう。

そんな風に彼は、私を誤解してるんだって思った。

 

そんなわけないじゃない。

 

高校1年生の私が3年生の先輩に憧れた理由が、

彼が、将来社長になって、豪華なデートをしてくれるだろう。

なんて考えてるわけないじゃない。

 

ただ、彼の不器用な優しさが好きだった。

まっすぐな生き方が好きだった。

 

2か月半後、彼からラインが来た。

一生俺のそばにいるって言ったよな?

 

うん、一生先輩のそばにいるよ。