川崎パパ塾事務局の新田です

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あんなに私の助言を聞かなかった
息子が受け入れた言葉はこれです照れ

疲れてなかったら
スマホ続けてもいいんだけど、
それを判断するために
タイマーセットするのはどう?

集中しすぎちゃうと、
疲れてること気づかないかも知れないから。
ピピってなった時、
疲れてなかったら続ければいいし、
疲れてたら休憩すればいいんじゃない?

疲れてもやり続けたら
体調悪化しちゃうかもしれないから。

お父さんはそれが心配なんだよね。

体調を崩して療養中の中2の息子

多少元気になるとスマホが止まりませんガーン

親としては控えて欲しいですよね

スマホは体力使いますから

体調が悪化するのが心配ですショボーン

しかしながら、あの手この手で、息子を説得しようとも、親の助言を聞いてくれませんショボーン

まあ、大人だって、風邪等で会社を休んでいる時、ついスマホ見すぎて疲れちゃったりしますからね

なぜ、冒頭の助言を息子は受け入れてくれたのでしょうか?

3つのポイントがありましたニコニコ

・スマホを見ることを否定しない(まず安心感)
・ハードルが低い(スモールステップ)
・利益の提示(不利益の提示)

スマホを見ることを否定しない(まず安心感)


息子にとって耐え難いのはスマホ使用を否定されることガーン

親としては、スマホをやり過ぎて病気が悪化してしまうことが1番の懸念事項。別に、スマホを完全に辞めて欲しいわけではないんです

大切なものを奪われないという安心感を息子に与えることが第一段階でした。

ハードルが低い(スモールステップ)


要求のハードルは高過ぎると、やる気が出ません。

高過ぎる要求は子どもの勇気を挫いてしまうんですよね。

スマホを辞めるという要求は子どもに取っては高過ぎる要求だったのかもしれません。

タイマーをセットして、疲れているかどうかを判断することは、辞めることと比較すると、かなりハードルが低いです。

自己啓発やコーチングでよく紹介されている、いわゆるスモールステップ

実践してみるとその有効性を実感できました。

スモールステップ。侮れないですニコニコ

利益の提示(不利益の提示)


人の行動って、メリット(デメリット)を感じないと、なかなか変わらないですえー

今回はデメリットの提示でした。(疲れていることに気づかずやり続けると疲れてしまう→体調悪化)

安心感があって、低いハードルであっても、その行動の意義を感じられなかったら実行しませんよね。

大安売りのものでも、必要のないものだったら買いませんキョロキョロ

安心感、スモールステップ、メリットの提示

人を説得する時に役立ちそうな3つのポイントでした。

思春期に半分突入してきた息子への対応
少し掴めたかも照れ

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