とびらもうそれが扉だということさえ忘れていた山のよう およそ動きそうにない塊がほんのわずか光を通すすき間をゆるし風の通る自由をゆるしああ この声の届くところはるかのかなたを思う翼をゆるすゆきかよわせよのびるもはせるも思いの丈