娘ちゃんへ〜









1年前の12月20日。




予定日より11日早く貴女は生まれました。






私が陣痛に気付いてから
3時間という超安産。

やっと会えた貴女の姿が
愛しくてたまらなかったのに…





貴女が普通の赤ちゃんとは違うと
わかった瞬間…



愛せなくなってごめんなさい。









あの時の私は

突然知らされた現実に
苦しくて ツラくて 悲しくて。



どうして生んでしまったんだろう?




そんなことすら思っていた
ひどい母親でした。

















貴女が我が家に来て

貴女と過ごす時間が長くなっていくうちに





私は貴女の事を見ずに

貴女の障害の事ばかり気にしていた
ことに気付きました。





そして


娘ちゃん。

貴女が私に会うために
いくつもの困難を乗り越え
頑張って頑張って
生まれてきてくれたのだと知りました。




そんなにまで頑張って
私に会いに来てくれた子に

生まれなければ良かった

だなんて…………


その時

私は 
とても後悔しました。









どうして
最初から私は
貴女を愛せなかったのだろう?






どうして
最初から私は
貴女をきちんと見ていなかったのだろう?






考えれば
考えるほど
涙がポロポロポロポロ 流れました。












娘ちゃんが生まれてから
100日経つ頃には
可愛くて可愛くてたまらなくなって







可愛く思えなかった日々
思い出すとつらくなったけど…

その分思いっきり
ありったけの愛情で
貴女を愛そうと決めました。















貴女の成長はとてもゆっくりで

わかっていても
周りと比べてしまう事もあるけれど

ゆっくりな分
何かが出来た時の
喜びはとても大きくて…






少しずつでも
成長してくれてる

その姿を見れる事が
とても私は嬉しいです。










気付けば
私の携帯の中は
貴女の写真でいっぱいで。





いつのまにか
超 がつくほどの
親バカになっていました。

















貴女の
眩しい笑顔が大好きです。

その笑顔を
一生守りたい。

















これから先

悲しいことや辛いこと
きっとあるでしょう。


だけど

嬉しいことや楽しいことだって
きっとある。





まだまだ
私も
人の目を気にしてしまったり
時には 落ち込む事もあるけれど





もう
貴女を生んだことを後悔しない。




寧ろ





娘ちゃん。

貴女を生んで良かった。








生まれ変わっても
また
逢いたいとすら思うよ。










娘ちゃん。

ブログの中で言うの
遅くなってしまったけれど…









お誕生日おめでとう。


こんな私のもとに

生まれてきてくれてありがとう。






貴女がいるから

私は幸せです。








これからもずっと

ずっと

ゆっくりでいいから

一緒に一歩ずつ…
歩んで行こうね。





愛してるよ娘ちゃん。