今年の4月、伯母が胆石が原因の
胆嚢炎で緊急入院した。
木曜日に入院して、週末が山場、
持ち堪えられかどうか、と言われた。
血圧がかなり低くなっており危ないとの事。
元々肝硬変で血小板が極端に少なく
開腹手術が出来なかった。
内視鏡で取ろうとにも石の場所が悪く
なす術がないと。
抗生剤の点滴で炎症が治まるのを
祈るしかなかった。
そして、、伯母は週末に驚異的な回復力を見せた。
日曜日には意識も回復し、笑っていたのだ!
これには医師も驚きを隠せない様だった。
まさに死の淵から生還した。
そこから約3ヶ月。
最初の病院ではだいぶ良くなった
頃に、点滴のために
つけていたカテーテルから
細菌感染し、また抗生剤投与が必要に。
これは本当に余分な事だったと思う。
ようやく回復してきたので
嚥下訓練をしてくれる病院に転院。
そこで立つ練習のフィジカルリハビリと
嚥下リハビリをしてもらう。
そして7月上旬にホームに戻ってきた。
死の淵から生還して凄いな、と思っていたら
ここから伯母の体調が
坂道を転げ落ちるかのように悪くなる。
最初は家族が持って行った饅頭とか
東京バナナとか自分で食べていたし
会話も出来たのに
その1週間後に行ったら自分で食べれない。
食事はホームの人が食べさせて下さっていると。
そんな事ある?と思っていたのだけど
その数日後に行ったら視点が合わなくなり
空中をぼうっと見ていると。
そして3日前。
ホームの担当の医師に母が呼ばれて
余命約2週間と告知された。
実はもう食事が出来なくなっており
食べられるのはアイスクリームだけとの事。
そのせいで体内の水分も足りてない。
調べてみたら
92歳の高齢の体には
4月の胆嚢炎がかなりきつく
身体は回復しないまま
どんどん弱っていったという事らしい。
そして悪化の道を辿る時は
この恐ろしく速いスピードで
悪くなるものらしい。
凄い生命力を見せた伯母なのに
これでお終いだなんて。
今では殆ど寝ているし
家族の事もわからない。
力尽きそうなんだね。
もうエネルギーがあまりないんだね。
私が海外に興味を持ったのは
伯母の影響も大きかった。
誕生日やクリスマスのプレゼントは
いつもアメリカからおもちゃを
取り寄せてくれたね。
絵画の事も教えてくれたね。
真珠はミキモト、も教えてくれたね。
四柱推命もしてくれたね。
とにかく家電が好きだったね。
おじいちゃんが母を引き取った時に
異母姉妹なのに優しくしてくれたんだよね。
母は今でも忘れてないし心から感謝してる。
どうぞこの地球で残された時間が
おばちゃんにとって平和で
痛みのないものであります様に。





