8時出発。
昨夜、宴会客でうるさかった旅館八幡を後にして、シーズン1最終日を歩きます。
宿の対応もひどかったな、と不満を言いつつ歩いていると、通りがかりのおじさんが、「お遍路さん、ちょっと待ってて」と自宅から甘夏を持ってきてくれました。
これが噂のお接待か!
感謝、感動してありがたく受け取ります。
美味しくいただきました。
見ず知らずのお遍路に親切にしてくれる、お接待。
さっきまでの不平不満が、すーっと消え、感謝の気持ちに満たされ、心が清々しくなりました。
これもお遍路の御利益かもしれません。
鄙びた農村風景の中をひたすら歩きます。
一面のネギ坊主畑。
「四国三郎」と呼ばれる大河、吉野川です!
昔、祖父が仕事で徳島に住んでいた時、教えてくれました。
坂東太郎は利根川、筑紫次郎は筑後川、四国三郎は吉野川のことです。
川に架かるのは、潜水橋。
増水した時に、水の抵抗を少なくして、水が橋の上を流れやすくするように欄干を低くしています。
と言うか、コンクリートの出っ張りだけなので、端っこを歩くと落ちそうでちょっと怖い。
吉野川を渡り、国道を横切り、道に迷っていると地元の人が、「こっち、こっち」と教えてくれます。ありがたや。
山を上がって、藤井寺にようやく到達。
藤井寺の本堂。龍の天井画が迫力。
社務所の方に伺うと、元々は他の八十八ヶ所のお寺と同じように真言宗のお寺でしたが、火事で焼けた後、再興した人が臨済宗だったので、臨済宗のお寺になったそうです。八十八ヶ所のうち、真言宗でないお寺はここと33番札所雪蹊寺の二つだけだとか。
でも他の八十八ヶ所のお寺と同じように、弘法大師を祀った大師堂もちゃんとあります。
境内の藤の花。満開です!
御朱印をいただき、藤井寺を後にして、JR鴨島駅まで田園風景の中を歩きます。
鴨島駅からJRに乗り、徳島駅で下車。
駅前の「三八」で徳島ラーメンを食べました。
徳島駅から高速バスで一路、京都へ向かいます。
3時間後、高速バスは名神高速を下り、京都市内に入りました。
気がつくと、バスは東寺の横を走っています。
「無事、帰ってこれました。ありがとうございました」と心の中で手を合わせました。
こうしてシーズン1が無事、終わりました。
今日の歩いた距離10.5Km。











