一度、死神に遭遇したことがある。
まだ、社会人になりたての頃。
社会のことが何もわかってなくて、仕事が出来なくって、何が何だかわからなくって、会社から家までの帰り道。
ずっと「辛い。死にたい。。。」ってずっと思ってた。
家路の途中、都会の真ん中にしては大きめなお寺があってたまに冠婚葬祭を行なっている。
ただ、漠然と「死にたい、、、死にたい、、、」
を思って歩いているとそのお寺で葬儀が行われていた。
ふと、、、「生きたくても生きれない人もいるのだから、「死にたい、、、」なんて安易に思ってはいけないな、、、」っと思った。
一人暮らしの家路に着き、一通りの事をすまして、ベットに横たわり夢路へとついた。
夢の中で女の子が1人ぬいぐるみを持って泣きじゃくっている。
そこへ、見知らぬ男が女の子の手を持ち、異空間へ連れ去ろうとしている。
女の子は「助けてー」っと必死に私に助けを求めている。
私は状況がわからずにただ立ち尽くしていると、
男が突然、「お前も道連れだー!!!」っといい私の足首を掴んで来たのです。
その瞬間から金縛りにあい、身動きがとれなくなり、男は物凄い力で私を異空間へと引きずり込もうとしていたのです。
私は必死に抵抗し、あまりの怖さに「まだ、死にたくない!!」っと強く思ったら目が覚めました。
気がつくと、女の子も足を引っ張っていた男もいませんでした、、、。
しかし、足は引っ張られていた方を向き、足を握られていた痛みも残っているように感じました。
この話から数年後。
ネットで、この出来とに似た体験をみつけ、この男と女の子が「西洋の死神」である事を知りました。
当時の私は弱り果てていて、もしかしたらお寺の前を通った時からつけられていたのかな?っと思います。
社会人になりたての頃と比べたら色々な経験をして強くなったと思います。しかし、報われない努力や上司からのパワハラ発言には耐えられなくて「死んでしまいたい」っと悩ませられる事はたくさんあります。
もしかしたら、弱っているところにまた、彼らが現れるかもしれませんね。
