もう7年も放置していたブログ
へたくそだけどノエちゃんの小さい頃からの思い出がたくさん詰まっていて
どうしても閉鎖することができずにいました

そして今更記事を書いても見てくれる人はいないんだけど
最後に残しておきたい思いを綴っておこうと思います

2月15日、ノエちゃん虹の橋へ向かいました

キャバリアなのに全然心臓が悪くなくて
奇跡のキャバリアだね!
ご長寿記録作っちゃうんじゃない?
なーんてはしゃいでいた私

健康だったノエちゃんが昨年の秋に突然、膀胱炎から腎臓病がみつかり入院
膵炎を併発し吐き気と下痢
尿毒症から舌の先が壊死し
ひどい腎性貧血
繰り返す入院
食事も食べられず、5,6歩トイレの為に歩いてはへたり込んでしまう
9~10月は見ているのも辛くなる闘病生活でした

この時私は食事がとれないノエちゃんに
シリンジでリキッドの療法食を流し込み
何とか栄養を取らせていて
これってノエちゃんが辛いだけ?

私のわがままで無理させちゃってるのかなと
毎日自問自答で悩みながらも諦めることができず

それが食事が少しずつ食べられるようになり
少しずつ歩けるようになり
徐々に徐々に元気を取り戻し回復してくれて
家での点滴をマスターしてからは通院回数も減り
病院へ行くたびに安定してきた数値に安堵していました

年明けには毎年楽しみにしていたペット博へのお出かけもできて
今年は疲れないよう短時間でしたが
新しいカラーもオーダーし
家ではテーブルのパンや苺をフンフン欲しがる食欲に
だいぶ以前のノエちゃんに戻ってきたね~と
ただただ順調な普通の日々が今年も続くよう、それだけを願っていたのですが

軽い下痢でお薬をもらったのが3日前
すぐに治まって食欲もあり、散歩も普通に行っていたのに
14日の早朝 吐いたのに気が付いて目が覚め
それからお水も飲まず、朝ごはんも食べず、歩き方がふらふら

明らかな異変にすぐに病院へ行くも検査で1時間以上待たされ
やっと呼ばれた先生のお話は想像もし得なかった悪い内容

入院して集中治療をしても急変する可能性が高い
必要な処置(投薬)はしたので家で一緒に過ごしてあげるか
入院するかを選んでほしい、と
熱が高く血糖値が低く血小板が極端に少ないなど、敗血症の症状でした

いやいや先生、何言ってるかわからないよ
昨日までごはんを食べて散歩行ってたんだよ?
ちょっと今朝は元気なくてご飯食べられないけど
昨日まで普通に・・・

先生の話を受け入れるまでだいぶ時間がかかりました
家族に電話して状態を説明し相談
入院治療すればよくなるのでは?という一縷の望みにかけるか
意見は混乱してまとまらず
診察室に戻って
先生と話しをしている真横のゲージにノエちゃんがいて、じーっと伏せている
頭は混乱して、そうはいっても入院すれば助かるんじゃないか、
何とかしてもらえるんじゃないかとか
私の繰り返しの質問にも先生は丁寧に答えてくれて

そうしたら、ふらふらだったノエちゃんが立ち上がって
私を見て フォーーーン!フォーーーン!!って2回声を絞り出した
遠吠えのように私に訴えかけてくる、必死の声
その瞬間私は先生に 『家に連れて帰ります』 って言ってました
先生もそのほうがいいと思います、と準備をしてくれました

家に帰ってすぐに日課の点滴
夕方おしっこしてから横になって殆ど動かなくなってしまい
それでも苦しそうな様子もなく
時々お水を飲ませてあげて
その後徐々にぴくぴくっと痙攣するような様子があり
夜10時半頃寝たまま排便
初めての事でした
タオルと泡シャンプーで綺麗にして
身体を撫でて声をかけて添い寝してました
そして深夜を回ってしばらくたった頃
家族3人で見守り声をかける中、静かに息を引き取りました

こんなに突然に・・・信じられない
秋頃は逆にいつ何があってもおかしくないと少し覚悟も持っていたのですが
最近の様子からまさかこんな突然にお別れが来るとは思ってもおらず

それでも私のストーカーでいつも傍にいることを望んでくれてたノエちゃん
普段仕事をしている私はその瞬間が来た時傍にいてあげられるのか
留守中にひとりさみしく旅立たせたり
病院で管につながれたままだったりではなく
声をかけて傍にいて見守ってあげたいなぁという私の願いを
あの時病院で必死に声に出して気が付かせてくれたんだね

介護もさせてくれずこんなにあっさり・・・ふっといなくなっちゃうなんて
良い子過ぎてさみしいよ

腕枕が大好きで、首元にふんふんっておねだりに来て
必ず私の右腕の腕枕で寝ていたノエちゃん
お仕事の朝はそろそろ時間ってなると自分からハウスにさっと入って
静かにお見送りしてくれるのに
お休みの日は自分も出かける気満々でジタバタ興奮してたノエちゃん
ごはんが待ちきれず柵の隙間から鼻出し匂いを嗅いでいたノエちゃん
パンや栗や果物が大好きで必死におねだりしてたノエちゃん
人にも犬にも全く警戒心がなく
誰とでもフレンドリーに仲良く愛されていたノエちゃん

今は悲しすぎて
もう二度とノエちゃんを抱きしめることができないんだという現実が
悪い夢を見ているんじゃないか
ソファの陰からふっとノエちゃんが現れそうで
夜中首元に腕枕を催促に来るんじゃないか
どの時点でどうすればノエちゃんを助けることができたのか
何がいけなかったのか
いくら考えてももう戻れない ノエちゃんがいた日々

それでも13年前のあの日
日光で初めてノエちゃんに出会ったあの日に戻って
こんなに悲しい日がいつか来ると知らされたとしても
ノエちゃんを家族に迎えることを選ばずにはいられない

たった一日で急変してしまったノエちゃん
こうやって文章にしていると
やりきれない思いで胸が苦しくなるけど

愛おしいノエちゃん 大好きだよ
100% 愛でできていたノエちゃん ありがとう

虹の橋で待っててくれるかな
大好きな栗やバームクーヘンや苺たくさん食べて
飛び跳ねるように走り回って
痛い注射も検査もなく
いつものすごいいびきでグースカ寝てると
ママが行ったとき気が付かないよ
いつか一緒に虹の橋を渡ろうね
それまでもうちょっと待っててね
ありがとうノエちゃん

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