先日、友人とショッピングやランチに出掛けた時のこと、様々な場面で自分が思っている以上に見えていないことに気づきました。

緑内障になったこの5年で、徐々に視野が狭くなり…現在は30%程度の視野

数値だけ見ると、すごく狭い視野でモノを見ていそうですが、言うて自身の感覚としては、そんなに狭いという認識はないんです。

そう感じる理由としては
視野が欠けてきたのが比較的ゆっくりだったため。
普段の生活(毎日のルーティンのような生活)からは、変化に気づきにくいのかな?と思います。

しかし、非日常的な出来事では変化に気づきやすいようです。
先日のような、数ヶ月ぶりの友人とのショッピングやランチのような久々の流れからは…。

気づいた切っ掛け
ショッピングしながや友人と歩いたり食事やお茶をするなど…様々な場面で、
数か月前の同じようなシチュエーションと比較をしてしまい、上手く出来きなくなったことの数々に気づかされるワケです。

例えば

待ち合わせ場所はほぼ人がいなかったので「今回は見つけられる!」と思いましたが、無理でした…。
結果的には電話をしながらお互いの声を探して合流しました。
←友達に申し訳ない話💦 柱の前に立っていた友達が同化していてわからなかったというオチm(_ _)m

真正面や真横にいても、その人を認識てきない。
顔や体型、お洋服の色合いもボヤけていて分かりづらいため、特徴がつかめず個々を認識するのは難しいようです。
なので、周囲の人たちがみんな一緒に見えてしまう。はぐれて友人を探していた時、みんなが友人に見えてしまった…😵💦

下調べ だけでは補いきれない情報量
今回、立ち寄った商業施設はオープンしてまだ間もなく私達ははじめてでした。
なので、テレビで中継された時の映像を前もって観て全体像をつかんでから出掛けました。
エスカレーターの配置やフロアの全体像、今回一番の目的だった雑貨店の全体的な雰囲気など。
下調べをしていたので、大体は頭の中で想像したり描いたりしながらお買い物ができました。

ただ、そうは言っても、店内に入って一つ一つの商品を確認するには、やはり視覚から入ってくる情報がたより。
そのお店にどんな商品が売られているかは Instagram などで確認していたので、だいたい『これはコレだ!』と分かるモノは多かったです…。
しかし、そこまで徹底して下調べをしていてもその記憶が役立つのは3割~4割程度。
残りの大半はその日、視覚から入ってくる情報です。

視覚情報と想像力をフルに使って、その商品が何なのか?色や形?を見たり触ったりしながら、インスタグラムなどで見た情報を記憶から呼び出して、照合して『これは?コレ!』と認識🌠

そんな流れで、
視覚や触覚情報と記憶を合わせて、分かる範囲で買い物やウインドショッピングを楽しみました。

緑内障は、ゆっくりながらも病状が進行する人も多い病気です。
わたしもこの5年で、ゆっくりと見えにくい状態になったために、
日々、見えにくい事での失敗もあって(できた事ができなくなったり)多少は落ち込むこともあります。
仕方ないこと!とわかっていても……。


 わたしの場合、緑内障の発見がかなり遅れたこともあり

2018年に診断を受けたときには中期まで進行していて、視野は50%程度しか残されていなかった…。

2011年頃から年に一度は、同じ病院の眼科で定期検査をアルビノによる弱視のため受けていました。

2012~2013年頃から、眼圧が20~22程度と少し高い!と指摘は受けていましたが、

眼科医師(毎年変わる)も私も
「眼振があるから高くでやすい……」と病的なものではないと認識していた。

しかし、今になって思うに
眼圧が高い状態は少なくとも2012年には始まっていて、目薬で下げる様になった2017年頃まで、高い眼圧によって視神経は傷つけられ続けていたのだと……。
振り替えるとゾッとします!


その間にも一度は、
おかしい!と思い、違う眼科で診察をうけたこともありました。
眼振があるため、測定不能眼圧であり正確な眼圧はわからない!という話で、ベテランの先生の触診(目の硬さ加減)から問題はないだろう。
そう聞いて安心しきっていました。

それからも、
通院中だった病院の眼科では年に一度は、必ず!眼圧が高いね……とは言われていましたが、、、私の頭のなかでは全く病気との認識はなく、眼振が原因だから仕方ない程度にしか考えてこなかった。

そして2017年
目に傷が入り、急きょ別の眼科の夜間外来にかかる事に。
そこは、たまたま2010年以前に何度か診てもらっていた病院でもありカルテがあった事から、、、担当の先生がカルテの眼圧と比較をして「この眼圧はは早急に下げたほうがいい!」と指摘して下さいました。

そこではじめて「まずいことになってる!?」と不安になり、
傷が治ってから、いつもの眼科でその話をしたところ即日、高眼圧症として目薬が開始になりました。

それから一年近くが経過した2018年
新たな担当医に変わったとき、なかなか下がり切らない眼圧のこともあり視野検査の提案を受け、わたしも渋々承諾をして検査をうけた結果、、、予想以上に視野欠損が進行していました。。。


眼振があることで、眼圧が高く出やすかったり視野検査が難しかったり…で、自身でも病気ではない!そんな思い込みもあり、あとはそんな私の目が診断を難しくしていた。
だから仕方のないこと!とは思う一方で、、、もっとはやい段階でセカンドオピニオンやサードオピニオンをするべきだった!!と考えることはあります。。。



まぁ、過去は過去で戻れないワケだし、これからを大事にしていかなければ!とは思ってますm(_ _)m
前向きにね……。