40歳を過ぎた現在となっては遠い昔の話で、もう考える必要もないのだろうけど。


自分が「女」性であることを嫌悪し否定したい気持ちが、ほんのりと密かに、ずっとあった。

その始まりは小学生、10歳のころにまで遡る。


性被害に遭った。

当時の光景は今なお脳裏に…というほど大した記憶ではないが、まあまあ覚えてる。

この件については、いずれ掘り下げようかなと思うけど、未定。


とにかくそんなこともあって。

でもそのこと自体より、その後に実母から投げつけられた言葉のほうが幼いわたしの胸にザックリ深い傷を残してくれたわけだけども。

それもまあ、別の話として多分おいおい。


それから30歳手前くらいまでの間に、うんざりするくらい数々の不快な思いをした。


人一倍気が強く勝ち気で怖いもの知らずだったわたしでさえ、さすがにちょっとやばいと感じる出来事もあった。


優しい男性、賢い男性、誠実な男性がたくさん存在することは理解していたし、実際にそういう尊敬できる人たちとの交流や、お付き合いをすることもあった。

決して男嫌いとか男性不信であったわけではない。


なんとなく受け入れられないのは「男」性ではなく、自身の「女」性だった。


今は…

びっくりするほど誰からも女性として見向きされず、意識もされず、呆気にとられている。

けれど、どこかそれを心地よく感じていたりもする。


いやいやいやいや、ちょっとくらいは…さ。


そんな平穏な冬。

最近ようやくスキンケアやらアンチエイジングやらを気にし始めた女が、ここにいる。