何か面倒なことを頼むとき、協力してもらったとき、贈り物を頂いたとき、特別に便宜を図ってもらったとき、など、上手にお礼を伝えるためのフレーズを集めます。


(1)丁寧な言い方


I'd appreciate your help in obtaining the requested information as quickly as possible.

依頼しております情報をできるだけ早く入手して頂ければ有難いです。


It would be grateful if you could send me the company brochure at your earliest convenience.

お時間のあるときに、会社パンフレットを送って頂ければ大変幸甚です。


We sincerely appreciate you for all your arrangement and kind hospitality during my stay in UK.

私の英国滞在中には様々な手配をしていただき、また親切におもてなし頂きまして心より感謝申し上げます。


We thank you very much for your great support and please tell our all regards to your staff.

あなたからの心強いサポートに大変感謝しております。スタッフの皆様にも宜しくお伝えください。


改まって感謝を表明する場合には、件名に「Acknowledgement」(=謝辞)などと明記しておくとわかりやすいですね。


(2)カジュアルな言い方

親しい友人や、仲の良い同僚、などにお礼を言うとき。


Thanks for your prompt response.

早速の返信ありがとう。


Thanks a lot for your help.

協力どうもありがとう。


新しい部署に異動して前任者から引き継ぎを受けたとき、またプロジェクトメンバーに新たに加わったとき、など、上手に自己紹介できれば順調なスタートが切れそうですよね。
短い文章で、自分の担当業務範囲、これまでのキャリア、専門分野、を紹介する文章を集めてみました。


First of all, let me introduce myself a little. My name is Yuka Miyata, and I've been involved with the analytical technology at our lab in Osaka.
=和訳= まず始めに簡単に自己紹介させてください。私はミヤタユカです。現在、大阪の研究所で分析技術に関する業務を担当しております。


Before joining ABC corporation, I worked at an ad agency and focusing on Food industry. At my previous job, I was in charge of developing a new contract with confectionery makers and cake shops for advertising design and branding strategy.
=和訳= ABC株式会社に入社前、私は食品業界に特化した広告代理店に勤務しておりました。前職では、広告デザインやブランド戦略に関して、洋菓子メーカーやケーキショップとの新規契約獲得を担当しておりました。


My background at school is organic chemistry.
=和訳= 学生時代の専門分野は有機化学です。


As I do my best to understand the ongoing project ASAP, I hope we will be able to have a business transation with you. It would be very grateful if you kindly support me.
=和訳= 現在進行中のプロジェクトを出来る限り早く理解するよう努め、あなたと一緒に早く具体的な仕事をすすめられるようになりたいと望んでおります。あなたに快くサポート頂ければ大変幸甚です。

急いでいるのに、海外からなかなかメールの返事がこないとき。困りますよね。


英語のメールに限ったことではありませんが、早く返事が欲しいときには、最初のメールで期限を設定してお願いしたほうが良いです。期限がなければ相手がどんなスピードで反応してくるか予測できず、相手にとっても緊急度がわからないので忙しい時には無視されてしまいます。


そこで、失礼にあたらないよう催促したいときに使えるフレーズを集めてみました。

基本フレーズ1)

We appreciate it if you could reply to us befor the end of this week.

=和訳=今週末までにお返事もらえれば幸いです。


基本フレーズ2)

It would be grateful if you completed the application form by due date.
=和訳=申し込み書を締め切り期日までに完成させて頂ければ幸甚です。


基本フレーズ3)

Sorry for pushing you again, but we need your help to solve the serious issue on the product A.
=和訳=繰り返し催促して恐縮ですが、私たちは製品Aに関する重大な問題を解決するためにあなたの協力を必要としています。


応用フレーズ1)

We are hoping that you got fully occupied for the meeting last week and that you might have collected almost all the information requested.
=和訳=あなたは先週会議がびっしり詰まっていてお忙しかっただけで、お願いしている情報はもうほぼすべて準備されているのだと推測しております。


返事が遅れている原因と推測されるような、相手の忙しいスケジュールがわかっているときに使えます。以前からお願いしていて、日数が経っていればその間の進捗があっただろう、と推測する文面です。受け取った方は、相手を待たせていることに気がつき、遅れた原因がたしかにその会議であれば素直に認めて対応しやすいですね。

問い合わせをしたり情報を送ってもらうよう依頼するとき、 重要なのは

依頼する背景

理由

目的

依頼に応えてもらった後にどんな良い結果が期待されるか

などをわかりやすく説明することです。
とくに英語圏の価値観では、目的を理解するまで行動を起こさないため、理由もなくただ依頼をしても相手にされません。また、ご褒美ではないですが、依頼に応えてもらえると素晴らしいことが待ってるよ、という情報は相手のモチベーションを上げて回答を早めることにつながります。


事例1)

Hello Jeff,
What is the situation on the new product? Please inform us many new information.
Best regards,
Shinji Hosono

まもなく発売予定の新製品に関して米国本社から情報入手しようと、Hosonoさんが担当者に送ったメールです。1ヶ月経っても返事がきません。

そこでHosonoさん、こんどは、依頼の背景と目的について説明しました。(事例2へ)


事例2)
Hi Jeff,
We would appreciate it if you could kindly send us all the technical information available, manufacturing cost regarding the new product. It takes quite time for us to prepare the product flyer, pricing simulation, and technical training for sales rep before the launch in Japan. As you may also know, similar products have been distributed in Japan, so the local price should be determined very carefully after surveying their prices and features. We'll look into the local competition possibility and report to you.

best regards,
Shinji Hosono

=事例2の和訳=

ジェフさん、

新製品に関する技術資料や製造コストに関する情報をお送り頂ければ幸いです。日本での発売開始前に製品パンフレット作成、価格設定の検討、営業スタッフへの技術トレーニング、を行なう時間が必要です。あなたもご存知のように類似品はすでに日本市場にも出回っており、類似品の価格や特長を調査したうえで、新製品の国内価格を慎重に設定しなければなりません。日本での市場競合可能性についてはよく調べてご報告いたします。

敬具。シンジ ホソノ

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依頼の目的として、日本での発売にあたり準備したいことを具体的に述べ、その背景として日本で類似品の調査をしたいことも挙げています。また、競合可能性について報告しますよ、という情報は、Jeffさんにとっても嬉しい情報。

このメールを受け取ったJeffさんはすぐに手元にある資料を送ってくれました。



E-mail本文の書き初めと結びには、忘れずに定型のフレーズを使いましょう。


とても親しい相手と毎日のように連絡を取り合う場合などは必ずしも必要ではありませんが、ビジネスのコミュニケーションでは、定型フレーズを省略しすぎると信頼感を失うので注意しましょう。


●書き始め


Dear Mr. Smith,

目上の人、はじめてE-mailを送る相手、組織内でのポジションが自分より上にある人、

には、Mr. Ms. をつけてラストネームで呼びかけるのが一般的です。


Dear everyone, または Hello All,

複数の人、チームメンバー全員、にまとめて連絡する場合 に使います。


Dear George, や Hi Jim, または Hello Susan,

親しい関係にあってお付き合いが長い人、同僚には ファーストネームで呼びかけます。

面と向かって話すときはファーストネームで呼ぶ相手でも、目上の人に改まってE-メールで連絡する場合には敬意を表してMr./Ms.をつけて呼びかけたほうが失礼にあたりません。


●結び

(With) best regards,  または thanks and regards,

「敬具」や「よろしく」の意味の結び言葉。


Yours sincerely, または Truly yours

やや改まった結び言葉。