介護する側のケア「オレンジ・テラス」
平成28年度 鹿児島市市民とつくる協働のまち事業 助成事業として、9月からスタートしました。
高齢者施設や障がい者施設などに行かせていただくこと7年。
ヘルパーの勉強をしてから、色んな利用者さま、色んな介護従事者の方とお話をさせていただくことも。
毎回、たくさん勉強させていただいています。
前回は姶良市でしたが、今日は、鹿児島市内。
済生会鹿児島地域福祉センターで開催しました!!
10時開始前から、お客様。
どんな時間になるんだろう~と、毎回わくわくです♡
場所が変われば、雰囲気も違うし、来てくださる方もそれぞれ。
色んなブースがあるので、それを楽しまれる方もとても多いのですが、今日は、いつもと違って、ずーーっとお話をされる方がとても多かったので、お一人が滞在する時間が長かった印象。
いつもよりも、たくんお話を楽しみました
ご自分で、少し認知症が入っているのよね~というご婦人。
たしかに、繰り返しのお話も多かったですが、昔のお話がとても楽しかったです
とてもかわいらしい方でした。
男性で、親の介護を10年されていた方も。
自炊はするけれども、掃除がなかなか・・・と。
どこかないかな~と、ご相談されていました。
普段は、パソコンもされるという男性。
ワードもエクセルも使いこなされているとのこと。
自覚症状はないとのことでしたが、手がこっていたのにビックリされていました。
そして、物覚えが悪くなっているかも・・・と不安そうにされていました。
そして、ご自分も病と闘われてきて、今度はお母様の介護となりそうだと、不安を抱えられておられるご婦人。
認知症も入りそうだと不安がられていて、簡単にできるタッチケアを教えてさしあげると、涙を浮かべられていました。
これからの不安でいっぱいいっぱいな感じでした。
でも、「今日は、あなたに会えて本当によかった」と言ってくださり、お話を聞いてさしあげるしかできないですが、少しでもお力になれたのなら、嬉しいです。
また、普段、ケアする側の職員の方も。
ケアする側が疲れていては、質のいいサービスは提供できません。
子育てのお話などしながら、帰る時には、「手が軽くなった~」と言われていました。
心と身体って、やっっぱり繋がっていますよね☆
お茶を飲んだりしながら、自分たちの身の周りのお話や相談など。
今まであるようでなかった、交流の場。
とても温かいスタッフが、準備してお待ちしています
次回は、霧島市にお邪魔します