こういう道好きだけどルートから外れるから行かなかった。
無事、散策路に出られて紅葉も見られて、てくてくと歩く。途中、今は使われてないただの広場や、わいわい賑やかな声はするけど人の姿の見えない(おそらくキャンプ場?)エリアを通る。そしてたまに立ててある看板は相変わらずどこを指しているのかわからない。とにかく最初の入り口方面に向かうことにした。こうすれば途中外に出たけどなんとなく森を一周したことになる。この迷いそうな森を歩いていて母も私も同じことを思い出していた。
それは私がまだ小学生5、6年生くらい、妹弟は小学校低学年だった頃、私達一家は近隣を散歩。自宅から少し歩くと川沿いがサイクリングコースになっているような大きな川が流れていた。その川沿いの手入れされていない林?or森?の中に探検だー!と入っていって本格的に迷ったのである。皆パニックになりながら闇雲に歩いた。本当にもう出られないかと思った。かなり歩いて出られたのだけど…。ちなみにその時、出られる〜✨と喜んで明るい方へ駆け出した私は林の切れ目で根に足を取られて転んだ。前に倒れていく時、まるでスローモーションのようにスパッと斜めに切られた細い竹の断面がちょうど私の喉元にあるのが見え瞬時にのけぞった。ものの少し刺さった。今思えばかなりコワ〜
私の喉にはその時の傷痕がいまだに残っている(のを母は知らない)。
あれは怖かったよね〜などと話をしながら歩く。今はスマホでチェックできるけど、森の中の様子、道の状態など地図ではわからないし、塞がれたり消失した道もあるしで詳細は行ってみないとわからない。以前母と高尾山に登って自然道を下った時、あっという間に陽が落ちて足元が見えず、高齢の夫婦が立ち往生していたのをみたことがある(下山したところで係の人に伝えた)し、やはり自然は甘くみてはいけない…。かれこれ1時間ほど歩いて最初の入り口に着いた。15時をまわって森から出るにはちょうど良い時刻。さようなら黒い森。黒かったのは最初だけだった。ふざけて黒い森と呼んでたけど本場はシュバルツヴェルダーキッシュトルテでドイツよね。英語でブラックフォレストケーキ、娘ちゃんのパパが好物だったよなぁ…娘ちゃんのチョコ好きは親ゆずりか⁉️などととりとめもなく考えつつフィトンチッドのおかげか心なしか元気になって家に帰った。
おわり

