日本から友人がやってきて、
「絶対に旅行客が行かないような
ところで食べてみたい」
というので、
夫といっしょに
「う~ん、どこ行くかな」
と考えて思いついたのが
공덕시장(孔徳市場/コンドクシジャン)。
ここは本来、족발(豚足/ジョクパル)
が有名なところなんですが、
友人がそれはちょっと…というので
見つけたのがこちら。
횟집(フェチブ)…つまり「お刺身屋」さん。
「韓国でお刺身食べたことないから、
食べてみたい~!」
ということで、入ってみる。
メニューを見ると、
1万w(約1,000円)ずついろいろな
刺身を注文することも可能。
そこで頼んでみました。
광어(クゥアンオ=ヒラメ:鮃)と
방어(バンオ=ブリ:鰤)。
それぞれ1万wずつ。
味付けした野菜とともにお刺身登場。
私はブリがものすごく美味しくて感動。
ほとんどの日本人はわさび醤油で
お刺身食べると思いますが、
実は「味噌」で食べると
すごく美味しいんですよ~!
(ゴマ油+刻みニンニク入り味噌)
美味しいだけでなく…
東洋医学的には「生の魚」って
体を冷やすので、ふつうに醤油で食べると
食後に腸の調子が悪くなったり
することもあるんですが、
味噌で食べるとなんとそれがない!
ある方に教えてもらって
それ以降、「味噌派」に転向してますが
おかげさまで好きな刺身をどんなに
たくさん食べてもお腹の調子がいいので
ありがたい限り。
こちらは、ヒラメを辛い味付けの野菜と
ともに食べるの図。
3人で食べたので
あっという間に食べてしまい、
さらに병어(ビョンオ=マナガツオ:真魚鰹)
を1万w分追加。
私はそれこそ味噌か醤油で食べたかったのだが…
夫によりあっという間にお刺身が
辛く変身してしまい…
それでもかろうじて
赤くならずに端っこのほうに
残っていた魚をすくい上げて
味噌味で食べてみる。
韓国でお刺身屋さんというと
「ヒラメ1匹」
とかいう注文の仕方をするのが普通で、
수협(水協/スヒョプ=水産業協同組合)
で運営している
お刺身屋さんとかに行くと
多様なお刺身をバイキング形式で
食べれたりもするんですが、
こういう形式でお刺身食べれるところは
初めてだったかな。
それに、とにかくお刺身が新鮮で
美味しかった!
正直、お店の雰囲気が
「小ぎれい」ではないので
女性だけで食べに行くという雰囲気では
ないが…。
まあ、お近くにお住まいの方は
ご主人とお出かけになってみては。
(まき)