えみこです



私が江原道のホテルに行った理由は


「北韓関連」の集まりがあったためです。




北朝鮮から脱北して、


韓国に住んでいる女性たちとの


話し合いの場をもちました。



そこに韓国人が二人、そして日本人が二人交じり


これからの「南北統一」について話し合う場を持ちました。



民間で、その支援をやっている方が、


「一度来ませんか?」と呼んでくれたので、参加してみました。



うちの夫が「おー!おもしろそうだな・


行って来い、子供ならまかせとけ」と


家のことを引き受けてくれたので、飛んでいきました。





下の写真


そこに参加した北出身の女性が


作って持ってきてくれたものです。



おいなりさんみたいですが


おいなりさんではありません。



ソウルの教育ママ


このご飯を包んでいるものは


なんと豆腐です!



豆腐を薄く切って


それを油で揚げて(ああ!厚い油揚げですね)





ソウルの教育ママ



そこに、ごま油と塩で味付けしたご飯を入れ込んでいます。



これにチョコチュジャンをつけて食べます。




 ある女性が、「これは日本食なんだって聞いてるのよ」


 というので


 うーん、もしかして


 最初は「おいなりさん」だったものが


 形をかえて、こうなったのかな?と。


 これとおんなじ食べ物が日本にあるとは思えないけど。



 北にも、現在でも使える日本語が


 たくさん残っているそうです。


  「かんづめ」が「カンジュメ」でふつーに通じるとか。



  「暖かい」が韓国語で「タトゥッタダ」なんですけど


  北ではそれを


  「アッタガゥオ」というそうで


  なんかそれってすごく「あったかい」にえらく似てるね、、、


  ということなんかもご飯を食べながら話しました。


  一泊二日のスケジュールだったんですけど。




  さて、この集まりに関して、私も書きたいことがいろいろあり


  といっても、個人情報は出せないし、


  どこまで書いていいのか、、というのも迷うところでして


  とりあえず私が書いたものを、この会の主催者に見てもらい


  オーケーが出れば、こっちにアップしようと


  思ってます。



  少数派ではあるけれど、


  北から逃げてきた女性たちも

 

  韓国の構成員です。



  彼女たちが韓国で生活しながら


 どういうことを感じ、生きているのか、、、


  私にとっても


  そういう人たちと初めて直接会って話すのは初めてのことでした。



  意外なことがたくさんありました。




  まったく具体的に見えてこない「北の生活」が


  彼女たちの話を通してすこーしではありますが


  形になりました。



  将来的に韓国と北韓が統一していくなら


  現在、韓国ですんでいるこの脱北者女性たちの役割は


  もっと大きくなっていくことでしょう。


  そういう彼女たちの生の声を聞くことが出来た


  大変貴重な機会でした。           (えみこ)