えみこです


 結婚式前の、家での料理


  

  洗ったカニをたっぷり入れた大たらい

 


ソウルの教育ママ


一匹のカニの大きさは


 手足を伸ばしてもらうと20センチを超えてました。

 
ソウルの教育ママ




ソウルの教育ママ



 足を落とし、甲羅のなかのカニ味噌を


  外します。



 
ソウルの教育ママ


そしてそれにがーっと


 味をつけていくのですが


 塩に、唐辛子粉、ニンニク、水あめ、ゴマに


  ごま油、ネギ、生姜も少し入ったかな。



 
ソウルの教育ママ



 カニは下ごしらえに時間が掛かりました。


  隅々まで歯ブラシみたいなもので


  キレイにキレイに汚れをこそげ落としました。



  キムチと同じで


  混ぜるところに行くまでが手間!



 


 メンバーの一人が差し入れしてくれた


  パッチュク(小豆粥)




ソウルの教育ママ



 甘くないのですが、甘いのが好きな人は、好みで砂糖をいれます。




ソウルの教育ママ



 こうして準備されたタッパーの中身は



  
ソウルの教育ママ



 もち米のご飯


 (お赤飯みたいなもんです)




 
ソウルの教育ママ



 こっちはお餅 (インジョルミ)



  これはお祝い金だけもってきて


  そのまま帰ろうとする人たちに


  配るために用意されているのです。



 何しろ長丁場なので


 途中で酒がでます。


 



ソウルの教育ママ



  できたばかりの、料理を真ん中に 


  話が弾みます。




  この料理を、


  祝い金を持って来た80代のおばあさんに


  「どうぞ」と出したところ


  「甘い」なのか『辛い」なのか


   「物足りない」なのか忘れましたが


  料理の味がイマイチだと文句が出たそうです。



  それを夫の姉さんが料理スタッフに告げると


  そこにいた50代後半から60代の女性全員が


  ムッとして口を揃えて


  「ほっとけ!あの年寄りたちは


   どんなにうまく作ったところで

  

   あれが足りない、これが足りないって言う


   文句タレなんだよ!」


   というのには笑ってしまいました。



   彼女たちの上の世代が


   どれだけ、キツい女性たちだったのか


   その一言で

  

   「聞かんでもわかる」気がしました。


  ほんまに韓国の結婚式、すごいです。

  

  日本の田舎の田舎のむか~しの結婚式を


  想像させられます。             (えみこ)