わたしは

「お前が悪い」

「お前のせいだ」

と言われ続けてきた。


母親は、

「あんたを産んだから、ママは太ったのよ」

と言われて、子供心にずっと

『そうなんだ』

と思っていた。


母親は155cmの小柄な体に、70㎏はあった。

大学生のころに
母にまた私を産んだから太ったという話の詳細を聞いた。


すると、卵巣が悪くて
私を帝王切開したときに一緒に卵巣を摘出したそうだ。

それで、ホルモンのバランスが崩れたらしい。

それって
あたしのせいじゃないよね?

びっくりした。
ずっと自分のせいだと思ってから。

伝え方を少し考えてほしかった。


姉には

「あんたの子守りのせいで

姉ちゃんは遊びに行けなかったんだからね」

と言われた。

私と姉は年が少し離れていて

両親が共働きのため、姉が私の子守りをしていた。

そっか、姉ちゃんはあたしのせいで遊びに行けなかったんだ。

ずっと罪の意識を持っていた。

しかし、姉はちょこちょことあたしを家に置き去りにして

遊びに出かけては、母親に大目玉をくらっていたと

知った。


真実は、あたしの思っていたことと違う。

あたしは人を疑うということを

あまりしてこなかった。


誰でも自分の都合の良いように
話すのかな。


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