今、本当にしてみたいことは? | 加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

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30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

4月も半ばを過ぎ、ゴールデンウィークが近くなってきました。
せっかくのまとまった休みですから、積極的に五感を磨いてみるのはどうでしょう。

まずは、河川敷をのんびり散歩してみるのもいいですね。
美術館や演劇、お笑いのライブなども、感情を揺り動かしてくれるでしょう。
乗馬や陶芸の体験レッスンも、いろいろな感覚を使いそうです。
エステやアロマセラピー、思い切って高級なレストランも刺激的ですね。
パーティや異業種交流会に行くのも、面白いかもしれませんよ?

理想や夢に向かう道は、閉じこもっていても開けません。
ぜひ外に出て、普段とは少しでも違う経験をしてみてくださいね。

さて今週の一言は「今、本当にしてみたいことは?」です。

あなたの心に向き合う質問の続きです。
次の質問に、答えてみてください。

『今、仮にあなたが一切の制約から自由であるとします。
そしてお金も時間も、いくらでも自由になるとします。
さて、あなたは何をしようとしますか?
なぜ、そうしたいのですか?』

……この質問、
「時間とお金を考えず、すべて自由であるとして答えてください」と
言っているにもかかわらず、
「子供がいるから無理です」とか、
「そんなにお金がありません」とか、
「3日以上は会社を休めません」などと、
ついつい口から出てしまう人がたくさんいます。

あなたも考えてみたときに、
ふと、そんな「制約」が頭をよぎりませんでしたか?
私達の毎日には何かしらの「制約」がつきもので、
もはやそれから離れた自由な発想がしにくくなっていることに気づかされます。

この「制約」は、ときに居心地の良さをも作り出します。
「~だから、仕方がない」という言い訳をして、変化をサボるのです。

けれどもその状態になれてしまうと、
いざ制約がなくなったとしても、どこに行っていいかわかりません。
飼いならされた犬が、鎖を解かれてもどこにも行けないのと同じことです。

だからこそ、あえてこうした質問で
「制約」を取り去って考える機会をつくり、
自由な発想を妨げていた鎖を外してみましょう。

「制約」の中で見る夢は「現状での望み」に過ぎませんが、
心が自由な状態になってから手に入れたい、したいとおもったことは、
「あなたの本来の夢」に近いもの。

ほとんどの人が、その状態で自分の中から出てきた夢に、びっくりします。
毎日思い描いている目標と、あまりにも違うことがあるからです。

大きな視野で夢を見ることができたら、
次はほんの少し、それを今の自分の現実に引き寄せてみましょう。

夢と現実の折り合いがつくところに、
きっとあなたの新しい未来が見えてくるはずです。