【夢を小分けに】 | 加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

もう少しだけ寒い日が続くようですが、
春はもう目の前ですね!
3月から4月にかけては、
学生なら進級・進学、社会人なら新年度・異動など
さまざまな変化が起きる時期。
そんな4月から始まる新生活に向けて、
自分の身の回りに新しいものを取り入れてみてはどうでしょう。

たとえば、
部屋に置くソファー・敷物を変えてみる(触覚)
春らしいスイーツを食べてみる(味覚)
いままで聴いたことのない音楽を聴いてみる(聴覚)
新しいアロマ・化粧品を使ってみる(嗅覚)
珍しい置き時計・食器を買ってみる(視覚)

自分の5感に響くものを選べば、
きっと新鮮な気持ちで新生活を楽しめますよ?

さて、今週の一言は『夢を小分けに』です。

前回までにお話した自分自身の中の宝物探し……
その過程で自分自身のやりたいこと、夢が見つかったなら、
それを実現させるために、できることをはじめましょう。

あまりにも大きな夢だったり、漠然とした夢だったりすると、
何から手をつけていいかわからないかもしれません。
でも、今日すぐに始めたほうがいいことは、必ずあります。

どんなに壮大な夢であっても、小さな塊に分割してゆけば、
手をつけやすくなります。

たとえば、「マラソンをはじめよう」と決めたとします。
でもそう言い続けているだけでは、なかなか走れません。

むしろ、
「今日は走るには寒すぎる(暑すぎる)のではないか」
「もっと体調のいい日に始めたほうがいいかな」
「急に走るのは危険かもしれない」
「まだ心の準備が十分ではない気がする」
などと、マイナスの理由がどんどん出てきて、
なかなか始められません。

そこで、自分に具体的な質問をしてみるのです。
「どんな服にする?」
「何時ごろ出かける?」
「靴はどれをはく?」

不思議なもので、そう問いかけをしていると、
答えが出てくるものです。
「あのTシャツにしようかな」
「靴は、あれ」
「何時でもいいことにしよう!」
「公園の中を走ったら気持ちよさそう」

そんなふうに自分の姿がイメージできたところで、
「じゃ、いつから走る?」
と問いかけると、
「今から!」

具体的にイメージすると、脳は現実であるかのように錯覚して、
今にもはじめたくなってしまうのです。

あなたの思い描いた夢を小さな塊に分けて、
自分自身に問いかけてみる。
具体的にイメージできたら、
それはやりたくてたまらなくなる。

そしてその小さな塊を1つずつ実行していくと……
きっとあなたの夢は、実現しているでしょう。
ぜひ試してみてくださいね!